イチゴはヘタの方から食べた方が美味しく食べられるライフハック、糖度計を使って検証した結果

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この時期店頭でよく見かけるイチゴ、スーパーの店頭でいい香りに釣られてついカゴに入れてしまうこともしばしば。イチゴはヘタの部分を持って尖った先端部分から食べるよりも、ヘタの部分から食べたほうが美味しくいただけることをご存知でしょうか。ヘタ付近よりも先端部分の方が甘いというのが理由なのですが、実際に糖度を量ってみることにしました。

イチゴはヘタの方から食べたほうが美味しい!

昔のイチゴは酸っぱくて練乳や牛乳+砂糖で食べたものですが、最近のイチゴはそのまま食べても本当に美味しいですよね。そしてイチゴをより美味しく食べるライフハックは、ヘタ側から食べる!ヘタの方が先端よりも酸っぱいので、最後に甘みを感じたほうが美味しく感じるというものです。

実際に「糖度計」を使って測ってみました

準備したのは3種類入った小分けパック、この3種類のヘタと先端の糖度を比較していきます。

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準備した糖度計はAmazonで1,980円。アナログの糖度計は安く手に入るようになりました。

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イチゴを潰して果汁を採取します。

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糖度計の先端にスポイトで2滴ほど果汁を垂らし、フタを乗せます。

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糖度計の覗き穴から覗いてみると・・・糖度が出ました!とちおとめの先端部分は9.1度ということがわかります。( 写真だとどうしてもボケてしまうのですが、肉眼でみるとハッキリ見えますよ)

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ヘタの部分は5.2度でしたので、かなり糖度に差があることがわかります。中央部分は7.2度だったので、ヘタから先端に向けて徐々に甘くなっていることがわかります。

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実際に計った糖度はこちら

いちご糖度一覧(糖度には個体差があります)

【いちごさん】・・・ヘタ付近6.2度 先端9.5度

【白いちご】・・・・ヘタ付近6.0度 先端9.4度

【とちおとめ】・・・ヘタ付近5.2度 先端9.1度

糖度は少々差がでましたが、実際に「まるごと」食べてみると3種類とも同じくらいの甘さでした。酸度や食感等、糖度だけで味をはかることは出来ないということを実感。そしてどの種類の「イチゴ」でも、ヘタ付近と先端では糖度も実際の甘さも差が大きいということもわかりました。結論、ヘタ側から食べるのが正解です!

イチゴといえば、筒井康隆先生の短編小説「イチゴの日」を思い出しました。ご興味のある方は読んでみてください・・・

画像掲載元:SS.ナオキ