カップアイスのアイスアート、ミッキーや伊之助がリアルでスゴイ!制作者に話を聞いた

image:アイスアートっ子(@sao_ice_art)

アイスアートとは、カップのアイスクリームを彫って造形したものです。アイスアートっ子さん(@sao_ice_art)は今までミッキーマウス、伊之助、ヨッシーなどのキャラクターを制作。クオリティを上げるには陰影や毛質感なども考えながら、繊細な作業が必要になります。カップアイスが可愛らしいキャラクターになって生まれ変わる姿に、ネット上では神業、素晴らしい芸術作品、可愛すぎて食べられないなどの声が寄せられ、注目を集めています。

アイスアート作品の数々

どのアイスアート作品も、立体的でキャラクターの細やかな部分まで、見事に再現されていて素晴らしいですね。今にも動き出しそうな表情に心奪われます。

制作者であるアイスアートっ子さん(@sao_ice_art)にお話を伺いました。

制作者にインタビュー

image:アイスアートっ子(@sao_ice_art)

■アイスアートっ子さんのプロフィールを教えてください。

アイスアートは6年前から始め、これまでに43点の作品を作りました。 アイスでキャラクターを表現するのが好きで、趣味で作って最後は惜しみながらもちゃんと食べています。

■アイスアートを始められたきっかけは?

元々絵を描く事や造形は子どもの頃から好きで、6年前の大雪が降った日にSNSでたまたま見た面白い雪像に影響を受け、雪でリアルなライオンをベランダに作ってみた事をきっかけに造形の楽しさに改めて気付き、もっと色々な物を作りたいと思うようになりました。

 

そこからSNSでさまざまなアートを検索していくなかでアイスアートの存在を知り、カップに収まりやすい丸いキャラクターの「マイク・ワゾウスキ」を作ってみたのが最初のきっかけです。

 

アイスアートは楽しさと達成感があります。また、家族や友達からの反響も大きく、もっと色んな人に驚いてもらいたいという想いが増して今に至っています。

image:アイスアートっ子(@sao_ice_art)

■作品はどのように作られていますか?作品によって制作にかかる時間に差異があるかと思いますが、1つの作品の大体の制作時間も教えてください。

大枠はスプーンで削り、細かい部分は竹串で彫って食べながら作っています。

完璧主義なので、色や形も細かく再現したく、自己流でチーズやチョコを加えながら目や歯のパーツもこだわって作っています。

 

3分ぐらい彫っているとどうしても溶けてきてしまうので一度に最後までは作りきれません。

 

アイスが柔らかくなってきたら冷凍庫に戻し、30分以上経って固まってきたらまた続きを彫って…を複数回繰り返しています。

 

作る題材によっても時間は異なりますが、制作時間だけだと平均30分くらいで、凍らせている時間も含めると3時間ぐらいかかっています。

 

時間との手間がかかるアートですが、だからこそ愛着と達成感が湧き、無心になって作れる時間がストレス発散にもなり楽しく作っています。

■一番気に入られている作品や思い入れのある作品はありますか。

ヨッシー

image:アイスアートっ子(@sao_ice_art)

それぞれに思い入れがありますが、細部までこだわり再現度が高く作れたと思うのはスーパーマリオシリーズのヨッシーです。 奥行きも再現して、チーズやイチゴジャムを加えながら色も忠実に立体的に作りました。

■今後はどのような作品を作りたいですか。

いろんなキャラクターを制覇してみたいので、まだ作っていないジブリやサンリオのキャラクターを作ってみたいと思っています。

アイスアートっ子さん、アイスアート愛溢れる素敵なお話をありがとうございました。

アイスアートっ子さんの作品は、鑑賞しているだけでもワクワクと楽しい気持ちになり、不思議と元気をもらえます。今後も注目していきたいですね。アイスアートっ子さんの作品はTwitter(@sao_ice_art)やInstagram(sao_art329)でもチェックしてくださいね。

アートといえば、空箱で作られたカッコいい作品もスゴ過ぎると話題を集めています。

Source:アイスアートっ子(@sao_ice_art