干物のイメージが強いホッケ、実は刺身でも超美味い事が判明

ホッケと言うと何をイメージされるでしょうか。定食についてくる地味な魚?だとしたら、それはホッケの良さを知らなさすぎると言わざるを得ません。筆者の住む北海道ではホッケは「居酒屋でみんなでつつく大きな魚」絶品の「トロホッケかつ」でご飯がすすみまくる魚、そして旬の時期は生でも超美味い魚なのです。

ホッケのイメージ

ホッケはシマホッケ、真ホッケと2種類売られております。シマホッケは輸入品で、真ホッケは北海道でとれる魚。シマホッケの方が油がのっていますが、真ホッケはクセが少なくシマホッケに比べて少し小ぶりで、上品なお味です。ちなみに、上がシマホッケ。

そしてこちらが真ホッケです。筆者の手しか比較物がありませんが、大きさが何となくわかってもらえるでしょうか。シマホッケは可食部のみというか、半分より少し大きいくらいに切られていますが大体30㎝弱。真ホッケは頭までで30㎝強くらいの大きさでした。道外で見かけるホッケに比べるとめっちゃデカいです。

ホッケの旬は?

ホッケはほぼ一年中食べられる有難い魚ですが、一番美味しい旬の時期は実は秋。北海道ではこの時期「とろほっけ」などと言われるホッケのかつやホッケフライ等が売られていたりしますが、コレがまた実に美味い。信じられない程肉厚で油がのっててホクホク。ああ、書いてるだけで食べたくなる。

ホッケは生で食べても超うまい

というわけで、早速札幌の回転寿司屋「まつりや」さんへ。メニューの数がエグい!

268円皿のところに「道内産ほっけの握り」を発見。早速注文してみた。

こちらがホッケの握りです。見た目がとても綺麗!アシが早いホッケは基本的には生食はしないのですが、旬の時期の獲れたてだからこそ出来る芸当です。こんな時、北海道に住んでいて良かったとしみじみ感じます。

醤油をネタの方につけて頂いてみると、かなりしっかりと身が締まっていて、味も淡白なようでいてコクがあり上品。しかも全くクセも臭みも無く、どんどん食べられそうな味です!正直、久しぶりに食べましたが滅茶苦茶美味いです。

干物にして焼いても、刺身でも最高に美味しいほっけ。GoToトラベルが使える今こそ来るべき土地かもしれません。いかんせん現在、ステージ2に引き上げになっているほどに北海道は感染者が多くなっていますが、もし来られる方は充分に気を付けてお越しください。

画像掲載元:秒刊サンデー