上司に攻撃的になる、半沢直樹症候群に陥る社会人が増加中と話題に

相変わらず好調が続くドラマ「半沢直樹」シリーズ。自粛を求める風潮も影響してか、第8話の視聴率が25.6%を記録と大変な人気となっています。この人気には、見ていてスカッとする展開も大きく影響していることでしょう。特に普段から何かとストレスを溜めやすい社会人には、半沢直樹視聴によるある影響が現れ始めているようです。

人気ドラマ「半沢直樹」、予想外の影響

残り話数も僅かとなり、盛り上がりを見せるドラマ「半沢直樹」。毎週の楽しみにしているファンも多いようです。

見ていてスカッとできるストーリーが魅力的な同作ですが、一部の社会人にある影響を与えているようです。

それは、”半沢直樹視聴の翌日に上司へ攻撃的になってしまう”というもの。この投稿は意外にもSNS上で多くの共感を集めています。

ネット上で共感の声続出

半沢直樹を見た翌日、上司に対して攻撃的になってしまうという投稿には「わかる」と共感の声が多く寄せられています。

「月曜だけ豪快になります」「早口で捲し立てたくなる」「いつもより理屈っぽく責めたくなる」などなど、共感するユーザーが非常に多く見受けられます。

これに対して上記のような投稿も。どうやらこうした衝動を「半沢直樹症候群」と呼称しているようですが、なんとも絶妙なネーミングです。

同作の影響力・人気を考えると本当に全国で発症者がいるかもしれません。

また、他には「責められる上司かわいそう…」「最近、月曜日にスタッフがカリカリしているのも同じ心理だったのか」など上司目線に沿った投稿も見られます。確かに不当に責められることがあればちょっと同情してしまいます。

「24」「ショムニ」など他の人気ドラマでも

また、このようにドラマの影響を顕著に受けてしまうのは、半沢直樹だけではありません。他の人気作でも同様にみられる現象のようです。

「母親が『24』の影響を受けているようだった」「ショムニを見た後強気になるOL」「ジャッキーチェンの映画を見た後に強くなったと錯覚した少年時代を思い出した」など過去の名作でも同様の影響を受ける人は少なからずいたようです。

中には、そうした思い出をちょっと恥ずかしい体験と考える人もいるかもしれませんが、逆に言えばそれだけ入り込めるほど魅力的な作品だったとも言えます。

半沢直樹を見て懐かしのドラマを思い出す人もいたようですし、クライマックスに向けて半沢直樹の影響は更に拡大していきそうです。