マングローブから脱毛を治す成分が発見されたと話題に

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頭の問題というものは、いつでもつきまとうもので、特に男性は高齢になると、次第に薄くなっていくのが現状です。若い頃はフサフサだったのに、と思うのかもしれませんが、老化には逆らえないというのが人間の定めでもあります。しかしながらそれに抗うのも人間の進化であり希望でもあります。そんなか、こちらに希望の光が差し込んでおります。

マングローブから脱毛に役立つ薬が作られる!?

育毛剤といえば、何かわからない物質をとりあえず頭にスプレーし、毛根を復活させたりより強固なものにしていく、そのようなイメージがありますが、こちらの発見はそんな概念を覆すものになるのかもしれません。

タイの研究者は、脱毛を治すことができるマングローブの木からの抽出物を見つけたと主張しています。

アンドロゲン性脱毛症(AGA(エージーエー))に苦しむ50人を対象とし、マングローブの木から抽出した物質を投与したところ、髪の毛の成長を促進させることが確認できたという。

Avicennia Marinと呼ばれるこの活性化合物には、Avicequinon-Cという物質が含まれていまおり、脱毛を引き起こすホルモンを妨害することにより、抜け毛を阻止することができるのだという。

結果、脱毛症を食い止めるのに役立つのではないかということです。

毛を生やすのではなく、抜ける原因を食い止める。画期的なアイディアではありますが、根本的に毛がフサフサ生えてくるということにはならないような気もいたします。

Source:DailyMail