東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の“女性蔑視発言”に日本でも反発の声や辞任を求める声があがるなか、この問題は世界に飛び火し、批判の声が上がっている。なかでも、SNSを通じて各国大使館が、森氏に対し「#DontBeSlient」「#GenderEquality」などのハッシュタグをつけて否定的な意見を投稿している。
批判的な意見が寄せられる森氏
今ハッシュタグ「#わきまえない女」がトレンド入り。発端は森会長による「組織委員会にも女性はいるが、みんなわきまえておられる」という発言です。しかも、そんな数々の失言に対する謝罪会見も非難の嵐でした。
そんな危機管理広報から見てNGな、森氏の会見での行動とは?https://t.co/rnoN3M0U9F
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) February 5, 2021
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が4日に「女性がたくさんいる会議は時間がかかる」などといういわゆる「女性蔑視発言」発言について謝罪会見を行った件に関し、結果的には火に油を注ぐ形となってしまった。
森会長は「深く反省し、撤回したい」と謝罪したものの、辞任の意向はないことから、更に世の中家からの批判が寄せられております。
更にこの問題は日本のみならず、世界中に拡散。オリンピックは世界の競技ということもあり、スケールの大きな問題発言に発展してしまっております。
中でも各国大使館はSNS上で「#DontBeSlient」「#GenderEquality」などというハッシュタグとともに、森氏への批判の意を表しております。
駐日欧州連合代表部@EUinJapan
#DontBeSilent#GenderEquality#男女平等 pic.twitter.com/wEvAW3DLTP
— 駐日欧州連合代表部🇪🇺 (@EUinJapan) February 5, 2021
ドイツ大使館ドイツ@GermanyinJapan
#dontbesilent#genderequality#男女平等 pic.twitter.com/sVhC59XQAi
— ドイツ大使館🇩🇪 (@GermanyinJapan) February 5, 2021
スウェーデン大使館@EmbSweTokyo
#dontbesilent#genderequality#男女平等 pic.twitter.com/S6jBtk4o8Z
— スウェーデン大使館 (@EmbSweTokyo) February 5, 2021
ここまで大きな問題となってしまうと、コロナで開催が危ぶまれているさなか、更なる火種となることは確実であり、森氏の早急な対応が必要だ。
一体今後どのような対応をしていくのか、そしてそもそもオリンピックは開かれるのか、逆ギレ謝罪会見のみならず、開催にはまだまだ問題が山積しているようだ。