岐阜県公式サイトの河川での水遊びに対する質問への回答がリアルすぎて怖い

image:写真AC

今年の夏は神奈川の海水浴場が運営中止、プールの利用はチケットの事前購入が必須、と制限のあるレジャー施設が多いです。そんななか比較的例年通りの遊びかたができるかと思われる川遊び。屋外でスペースも広く、人との距離を保ちやすいことから今年は利用する方が多いようですがそんななか、川を利用するうえでの知識としてぜひ読んでもらいたいサイトがありました。

水難事故などに関するQ&A

Source:岐阜県公式ホームページ河川課

岐阜県公式ホームページの中に”県土整備部河川課”というページがあり、その中に水難事故に関するQ&Aというページがあります。

公式ホームページのトップからいくと非常に見つけづらかったんですが読んでみるととても大事なことばかり書いてあるページでした。

連続する警告文

川に安全な場所などありません。ということがびっしりと書かれています。
そこまで言う?と思えるほどに「安全とはいえません」「重大な事故につながります」とほぼ断定的に危険を伝えています。

Q9からQ12までの回答はコピペかな?と思えるほどに「絶対にやめてください」との警告が連続します。

Q9.橋から川に飛び込んでもいいですか?

A9.

非常に危険な行為であり、重大な事故に直結しますので、橋から川に飛び込むことは絶対にやめてください。

ライフジャケットを着用していても、橋から川に飛び込むことは絶対にやめてください。

河川は自然そのものであり、安全は保証されていません。

仮に、去年誰かが飛び込んでも大丈夫だったとしても、その後、土砂がたまって浅くなっているかもしれませんし、大きな岩が川底に流れついているかもしれません。飛び込んだ後、負傷して溺死するリスクがあります。

これほど否定的な言葉を繰り返すほどですから具体的な事例があることは間違いありません。それが後半のQ&Aで垣間見ることができます。

具体的すぎる回答文が恐怖心を煽る

Q17からQ20では遊びに行こうと思っているのですが、泳がなくてもライフジャケットは必要なんですか?という質問群です。
それに対しての回答はどんなときでも必ずライフジャケットを着用してください。という強い警告での回答が続きます。

これらのQ&Aを読んでいると川への恐怖心が芽生えてくるので、決して軽装で川遊びをしてはいけないんだなと理解ができます。

とてもためになる回答群ですので、川遊びの予定がない方もぜひ読んでみてください!
生きるうえで危険を予見することの大切さを教えてくれます。

海外での天然ウォータースライダーが話題になっていましたが、こんな遊びかたをしてるとわかったら岐阜県河川課の方々は原稿用紙5枚分ぐらいの文章で怒る気がします。