
image:秒刊SUNDAY
女性が普段気を使う部分は非常に幅広いです。特にネイルなど指先のおしゃれに関してはなかなか男性から理解を得られにくいという話も聞きます。ネイルにもさまざまな種類がありますが、それぞれの違いまで詳しく把握できている人は意外と少ないのではないでしょうか。今、ネット上でジェルネイルに関する、あるやり取りが衝撃的だと話題になっています。
ジェルネイルを巡る医師と看護師のやり取りが話題に
「明日オペの患者さんがジェルネイルしてて…」『じゃあ明日までに落としといて』「や、でもジェルなんです…」『え?』という女性看護師と男性医師のやり取り聞くの3回目なので病棟に【ジェルネイルとは】っていう貼り紙しとこうかな
— もとこ (@gurigurayeeeh) July 28, 2020
話題になっているのはこちらの投稿です。
「明日オペの患者さんがジェルネイルしてて…」『じゃあ明日までに落としといて』「や、でもジェルなんです…」『え?』という女性看護師と男性医師のやり取り聞くの3回目なので病棟に【ジェルネイルとは】っていう貼り紙しとこうかな
医師と看護師のやり取りです。看護師が、明日手術予定の患者がジェルネイルをしているとのことで、対応をどうするべきかと相談しているのですが、なかなか意思の疎通ができず困っているようです。そして同様のやり取りを聞くのは3回目とも書かれています。
ネイルには大きくマニキュアとジェルネイルがありますが、ジェルネイルに関してはマニキュアのように簡単に落とすことができません。そのことを男性医師が知らないがためのやり取りということでしょう。
マニキュアは塗装、ジェルネイルは樹脂コーティング
— 月草・8/226号館Bち16a (@tukinozassou) July 29, 2020
マニキュアとジェルネイルについては、一言で要約すると上記のツイートになります。また、マニキュアとジェルネイルでは落とし方やその大変さも大きく異なります。
マニキュアが除光液で簡単に落とせるのに対し、ジェルネイルは専用のリムーバーを使って丁寧にオフ(除去)する必要があります。
ジェルネイルの場合、マニキュアのように簡単に落とすことができません。そのため、看護師は男性医師にどうしましょうか、と指示を仰いだのだと思われます。原則、手術の前は化粧、ネイルといったものは安全性を確保するためにすべて落とすことになっているからです。
手術以外の検査にも支障が出ることが
また、先ほどのやり取りは手術前のことでしたが、手術時以外にも支障が出ることがありますので、化粧やネイルは病院に行く前に落としておく方が良いでしょう。
マニュキュア塗ってたら酸素濃度も測れないから病院来るときは自爪で来て欲しい。
— ゆん 윤 youn (@youn_xoxo) July 29, 2020
耳鼻・皮膚・眼科の外来看護師です!
やはり、ジェルネイル落として来ない方はいらっしゃるんですね……。
外来で徹底して説明致しますね😔オペではないのですが、MRIも同じくジェルネイルの方は出来ないと言われたことがあり別日に変更された方がいるのでMRもお気をつけください😭
— H²N (@__gaogaooo__) July 28, 2020
ネイルをしたままだと酸素濃度を測れない、MRI検査もできないということなので、女性の皆さんはくれぐれも注意が必要です。
有事の際は結婚指輪を外すことも忘れずに
また、ネイルではないですが指先の装飾物ということで手術前には結婚指輪も外しておく方が賢明です。
RT>オペ室看護師な友人がおるけど、同じこと言ってたな。あと指輪。
ジェルネイルや指輪は入院する前にオフしてほしいし、結婚指輪みたいな大事な指輪でも手術前には容赦なく切断するしかないから、入院時の指輪禁止ネイル禁止の説明ちゃんと聞いとけクソボケってさ。— 🍒りゅう*おたく垢🍆 (@ryu_asagiri) July 29, 2020
結婚指輪は普段外すものではないので、抵抗があるかもしれません。しかし手術となったときには、最悪切断されてしまう心配があります。これは、男女問わず結婚指輪をしている人は気を付けましょう。
以前に化粧品売り場の女性の心境に関連する内容が話題になりましたが、ネイルだけではなく化粧を落とすことも胸に留める必要があります。