ガイナックス社長逮捕で「エヴァの名前を出すな!」と怒号渦巻く事態に

TV版「新世紀エヴァンゲリオン」の制作会社「GAINAX(ガイナックス)」の社長がわいせつ容疑で逮捕される残念な事件が起こりました。多くのニュースでは「エヴァンゲリオン」制作会社の社長という見出しが躍っているのですが、現在の制作中の映画版は別会社が制作しているためエヴァファンからは「エヴァの名前をだすなよ!」と怒号が渦巻く事態になっています。

ガイナックス社長がわいせつ容疑で逮捕!

自宅マンションでの10代女性に対する準強制わいせつの疑いで、ガイナックスの社長が逮捕されました。過去にTV版「エヴァンゲリオン」や「ふしぎの海のナディア」など、数々の人気アニメを世に送り出した制作会社の社長が逮捕されたことで世間からは大きな関心が寄せられています。

引用:https://www.yomiuri.co.jp/national/20191205-OYT1T50191/

現在エヴァは別会社が制作している

ガイナックス社長の逮捕によりエヴァ新作映画の制作を心配する声が上がっていますが、実は現在エヴァは「カラー」という会社が版権を持っており、エヴァの映画もこちらの制作会社が制作をしております。ちなみに、この「カラー」という会社はエヴァの監督である庵野秀明さんが代表取締役を務めているのです。

庵野秀明さんといえばアニメの監督だけではなく「シン・ゴジラ」の監督としても話題になったので、アニメを見ない人でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

参考:https://www.khara.co.jp/history/

ネットの声

庵野秀明監督をはじめ、TV版エヴァの製作スタッフは現在の「ガイナックス」とは袂を分かつに至ったようです。放送から24年が過ぎた今でも制作会社がここまで取りざたされるのは、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」といった社会現象を巻き起こしたアニメに匹敵する影響力があったからなのかもしれませんね。

風評被害にならないように報道して欲しい

現在の「エヴァンゲリオン」の続編は別の会社が制作しています

NHKが報じていたニュースでは、最後にこのような一文が入っていました。少なくとも、現在別の会社でがんばっている人たちの風評被害にならないように配慮していただきたいものです。

引用:https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191205/1000041081.html

著名人が不祥事を起こした際、作品がやり玉にあがることは珍しいことではありません。しかしながら今回の件は「現在のエヴァ」とは全く関係のない制作会社の社長が起こした不祥事ということを前提とした報道を期待したいものです。

こんな不祥事を起こしてしまった社長に対して、この人に「あんたバカぁ?」って言い放ってもらいたい気分です、割と本気で。

画像掲載先:SS.ナオキ