ダイソーの不織布マスク(黒)が30枚100円にまで値下がり、現行の7枚100円と比較してみた

ダイソー

image:秒刊SUNDAY

コロナ禍によって、人々の生活に欠かすことができなくなってしまったマスク。2020年前半は買い占めによって店頭から一斉にマスクが姿を消し、ダイソーでは30枚100円(税別)だったマスクが3枚100円(税別)と実質10倍の価格になる事態に。その後マスク不足は解消され、ここ一年ほどダイソーでは7枚100円(税別)で販売されていたのですが……

ダイソー「30枚入りマスク」復活!

コロナ前は当たり前のように販売されていた、ダイソーの30枚入りマスク。以前は白しか見たことがなかったのですが、今回は黒もラインナップされているようです。ここ1年くらいは7枚入りが主流だったダイソーのマスク、毎日使うものなので助かりますね。

ダイソーに行ってみた

筆者が月に10回は足を運ぶダイソー。スーパーの敷地内に隣接しているので、買う物がない時でも店内に吸い込まれてしまうんですよね。

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マスクマスク……と探すまでもなく、入口に大量に積まれていました!以前は30枚入の商品に「黒」がなかったのですが、今回はラインナップされているのが嬉しいところです。「マスクは圧倒的に黒派」の筆者は思わずニヤリ。

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通常のマスク売り場には、1年前から売られている「7枚入」のマスクがありました。店員さんによると終売の予定はなく、引き続き併売される予定だということでした。

ダイソーマスク「7枚入」と「30枚入」を比較

それでは、ダイソーマスクの「7枚入」と「30枚入」を比較していきます。パッケージは「7枚入」がビニールパッケージ、「30枚入」は箱タイプとなっていました。

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大きさは両方ともほぼ同じ。どちらも縦9.5cm、横17.5cmの「ふつうサイズ」なので、しっかりと口や鼻を覆うことが可能です。「30枚入」の表面に光沢が目立つのが気になりました。

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内側は「7枚入」が白になっているのに対し「30枚入」は表面と全く同じ色。表と裏の色が違うことで、パッと見ただけで表裏の区別がつくのは非常に便利。「7枚入」の方が倍近く厚みがあり、シワもつきにくいようです。

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マスクゴムにも大きな差がありますね。「7枚入」は平ゴムなのに対し「30枚入」は通常の細いゴムが使われています。目立たないところですが、丸一日マスクをしていると耳の後ろが痛くなるという方にとっては、これが決め手になるところかもしれません。

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全体的にしっかりとした作りになっている「7枚入」に比べ「30枚入」はちょっと触っただけでシワになってしまいます。装着している際の安心感がまるで違うので、単体で使うのであれば「7枚入」を推奨。布やウレタンマスクと重ねるのであれば、薄手の「30枚入」の方がコスパ的によさそうです。

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結論:4倍強の価格差も「7枚入」をオススメ

1枚あたりの価格は「7枚入」約14.3円(税別)で「30枚入」約33.3円(税別)となります。4倍以上の価格差がある両者ですが、結論からいうと圧倒的に「7枚入」の品質が良かったのでオススメです。コスパを加味しても、やっぱり「7枚入」ですね。

「7枚入」は厚みからくる安心感、長時間装着しても耳が痛くならないゴム、ひと目でわかる表裏など基本性能があまりに違いすぎました。ただし「30枚入」も粗悪品ということではありませんので、短時間の使用であれば十分に使用に耐えうるマスクです。筆者は布マスクと重ねて「30枚入」を使用しようと思っています。

以前、ダイソーマスクの「3枚入」と「30枚入」を比較したところ、ほぼ同じ商品だったことに衝撃を受けました。現在「3枚入」は販売されていないようですが、さすがにこれは足元を見られていたような気がします。

source:ダイソー

画像掲載元:SS.ナオキ