藤井聡太棋士、偽サインを見抜いた方法がさすが棋聖だと話題に

有名人のサインはネットオークションなどで高値が付くことが多く、特に旬の人の物であれば数万円という金額になることも珍しくありません。そのせいか、偽物のサインが出品されることも多々あり、精巧な偽物となると一目で見抜くことは難しいものです。そんな中、自身初のタイトル獲得で話題の藤井聡太棋士が自身の偽サインを見破った方法が話題になっています。

史上最年少タイトルホルダー

藤井聡太棋士といえば、14歳の時に史上最年少でプロ棋士となり、無敗のまま前人未到の29連勝を成し遂げた天才棋士です。そしてつい先日、渡辺明三冠とのタイトル戦を制し、見事「棋聖」のタイトルを獲得したことで史上最年少タイトルホルダーとなりました。

そんな藤井棋聖は詰将棋が得意でもあり、小学生の時には多数のプロ棋士が参加する詰将棋解答選手権チャンピオン戦という大会で優勝し、その後5連覇するという大会史上初の記録を樹立しています。さらに詰将棋作家としても活躍しており、9歳の時には将棋世界という雑誌の詰将棋サロンというコーナーに投稿し入賞しているほど。

幼少期からその実力を遺憾無く発揮していたということですね。

詰んでいなかった

今回話題となっているのがこの投稿。

実は藤井棋聖のサインは「詰将棋」になっているのですが、ネットに出回った偽サインもそれを真似して詰将棋のデザインになっていました。しかし、この偽サインは持ち駒に「香車」が1つ足りず、詰んでいなかったというのです。

県警が藤井六段本人に真偽を問い合わせると「筆跡が違う」「持ち駒の香車の数が違う」などと回答があったという。

引用:朝日新聞DIGITAL

天才の前では精巧に作られた偽物でもすぐに見破られてしまうのでした。

詰めが甘い

このエピソードにはネットでも驚きの声が多く上がっていました。

まだまだ進化を続ける藤井棋聖。将棋AIが6億手かけて辿り着く神の一手をさすなど話題が尽きませんが、次はどんな驚きの活躍を見せてくれるのでしょうか。

source:朝日新聞DIGITAL