ざんねんな生き物「フグ」家で飼育した結果、想定外な事態に

フグ

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みなさまはペットを家で飼ってますでしょうか。ワンちゃん、猫ちゃんなど様々なペットがいるかと思います。その中には「金魚」などの魚もいるかと思います。さて今回はそんな「魚」のペットの中で、ちょっとマイナーな「フグ」をペットにした方が話題です。ペットショップでも売られているフグ。一体何が起きたというのでしょうか。

フグをペットにした結果……

ハリセンボン

image;写真AC(写真はイメージです)

今回話題となっているペットは「フグ」。フグの正式名称は「スミツキイシガキフグ」というもののようで、ハリセンボンの仲間。

水族館では見かけますが、ペットとして飼育するというのはなかなかレアなのではないでしょうか。

そんな「スミツキイシガキフグ」を5年間飼育していた女性。今回、思わぬトラブルになってしまったということです。一体何が起きたのでしょうか。

なんと「スミツキイシガキフグ」が、いっさい食事をしなくなってしまったのです。その理由は、彼の「歯」がひたすら伸び続け、口をふさいでしまったのです。何とも哀れなフグ。

そこで飼い主は、歯を切るため、動物病院に駆け込んだそう。病院側は麻酔で「フグ」を眠らせ、歯をノコギリで削ったそうです。

本件に関して、ケント州スナッドランドの獣医「ダニエルカルボカラスコ」いわく

「彼らは通常、硬い殻の食べ物を食べております。その結果、歯の状態が一定の長さに保たれます。しかし、家庭で飼育するとそうはいかず、ひたすら伸び続けてしまいます」

とのこと。

ネズミなどのげっ歯類でもそうですが、歯が永遠に伸び続ける生物は、定期的にメンテナンスしないと、エライことになりそうですね。

そのへんを飼育する飼い主はしっかり把握しておく必要がありそうです。

ちなみに歯を削られたフグは元気になったそう。

Source:デイリー・スター