FF7Rの売り方が「完全版商法」過ぎると大炎上、ドラクエより酷い

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待ちに待ったFinalFantasy7のリメイク作品である「FF7R」がPS4で登場し、大いに湧いたゲーム業界ですが、ここに来て開発元であるスクウェア・エニックスがとんでもない変化球を打ってきて物議を醸しているのです。なんとFF7Rの完全版を発売するということです。今までのは、完全ではなかったのか、そしてそのプレイできるゲーム機が「PS5」なのです。

FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE

さて、FF7の完全版である「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」が、今年の6月10日に販売されるということが先程発表されました。

このゲーム内容は、PS5でのプレイによりグラフィックの強化、そしてユフィなどの追加ストーリーが盛り込まれた、FF7Rでは楽しめなかった機能が搭載。

もちろん目玉は「PS5」という最新型のプレイステーションでのプレイが可能となり、よりリアルなグラフィックを楽しめるというまさに完全版たるボリュームである。

完全版商法過ぎると炎上

しかし問題は、PS5で楽しめるのはいいが、PS5を所有していないユーザーはどうしたら良いのかという問題だ。現在御存知の通りPS5は品薄状態で、家電量販店等のくじ引きなどで当選しなければ入手することができない。

そもそもPS5の供給が、新型コロナワクチンよろしく、追いついていないというのが現状だ。そんな中、人気の高いFF7のリメイク作品であるFF7Rの完全版を入手できないPS5で売るというのは、まさに狂気の沙汰と言う声も多い。

もちろん、開発元の「スクウェア・エニックス」は、PS5がまさかここまで品薄になっているとは想定もしておらず、開発を進めていたかとは思われるが、そもそも完全版と言う形で販売するのであれば、今までのPS4のFF7は何だったのか、という疑問の声も多く、PS4でも発売してほしいという声もあるようだ。

まさに、セフィロスを倒す前に、PS5を入手するというリアルなチャプターをクリアしなければならないという状況。

いずれにせよ、この作品がPS5限定というまさに「完全版商法」には多くの物言いがついている。

FINAL FANTASY VII REMAKE | SQUARE ENIX