羊毛フェルトで制作の「聖戦士ダンバイン」が圧倒的存在感!制作者に話を聞いた

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「聖戦士ダンバイン」は、1983年にテレビ放送されたファンタジーな世界観で描かれるロボットアニメ。作中に登場するロボットはオーラバトラーと呼ばれ、主人公であるショウ・ザマが登場するオーラバトラーのひとつがダンバインです。そんなダンバインですが、Twitterにてtakebon(@takebon11)さんがご投稿した羊毛フェルトで制作したダンバインが話題を集めています。今回は制作者にお話を伺いました。

世界初!?ウールバトラーが圧巻!

羊毛フェルトで制作された「ダンバイン」のツイートを発見しました。オーラバトラーならぬ、ウールバトラー!細部まで制作者のこだわりを感じられる圧巻の仕上がりですね。羊毛なのに不思議とダンバインの固い質感さえ伝わって来ます。見惚れてしまうすごい作品です。

ツイートのリプ欄には、羊毛ダンバインの作品にかっこいい、オーラがあるなど絶賛の声が続々と寄せられています。

・色合い、ポージング共にとてもカッコ良いです!

完成おめでとうございます ウールバトラーめちゃくちゃカッコいいです!

・拝見させて頂きました、すごいです!羊毛に無限の可能性を感じられます。ウールバトラーって語呂が良いですね。

圧巻の仕上がりですね!オーラの力がたくわえられています!

制作者さんインタビュー

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制作者のtakebon(@takebon11)さんにお話を伺いました。

■プロフィール・羊毛フェルト作品を作り始めたきっかけを教えてください。

ーー羊毛フェルトを作成をはじめて今年で5年目になります。100均で色々なクラフトアイテムが売っている中、試しに買ってみたのがきっかけです。思った以上に自由に形が作れたのが楽しく、続けることができました。

■ダンバインをフェルトで作ろうと思われたきっかけや作品について教えてください。

ーー何を作ろうかと考えている時、ツイッターでとてもカッコいいダンバインのプラモデルの作品を見たことがきっかけです。異世界のメカと羊毛フェルトの質感が結構マッチするかなと思い作ることにしました。

使った羊毛は10種類ぐらいです。羊毛以外にもアクリル素材も使っていますし、中には針金も通して形状が崩れないようにしています。 大変だったところは、イラスト調に仕上げるための手間と、薄い羽根の作成でしょうか。羊毛フェルトは専用の針で羊毛を刺し固めて作るのですが、薄い羽根を作るには刺し固めることはダメなので、試行錯誤しながらどうにか形にしました。

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■聖戦士ダンバインがお好きなのでしょうか?魅力など理由があれば教えてください。

ーー子どもの頃にTVで見たのですが、当時の自分には少し難しく、正直あまりストーリーは覚えていないんですよ。ただ、元祖異世界アニメとも言われている作品であり、その世界観と独特のメカはとても魅力的だと思います。

■いいねやRTされるなど、大きな反響がありますがどのような心境でしょうか?

ーーたくさんの方々に見ていただけたことは素直に嬉しいです。SNSを通じて色々な方と繋がれるのはモチベーションにもつながります。

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takebonさん、お話いただきありがとうございました。

最後にtakebonさん今後作られたい作品は?とお伺いしたところ「昭和のメカは魅力的な形状をシンプルなラインで表現しているので、羊毛フェルトでも形を表現することができます。題材はたくさんあるので、まだ誰も羊毛フェルトで作っていない何かを形にしていきたいですね。」という意欲を語られたtakebonさん、ぜひとも実現して欲しいですね。新作も今から心待ちにしております!

羊毛フェルトといえば、リアル過ぎてフェルトで出来ていると気付かない!?作品にも驚かされますよ!

取材協力:takebon(@takebon11