モンスターエナジー、ほとんど缶の製品だけの理由をお客様相談室に聞いてみた

飲み過ぎはダメ!とわかっていても頼ってしまうエナジードリンク。週イチくらいでコンビニに買いに行くのですが、その際に素朴な疑問が・・・「エナジードリンクって、ほとんど缶しかなくね?」というわけで、なぜ缶だけなのかお客様相談室へ問い合わせをしつつ、筆者も仮説を立ててみることにしました。

「モンスターエナジー」で検証!

缶だけの理由を伺うべく「お客様相談室」に、ほとんど缶しか無い理由を伺ってみます。今回はその中でも筆者が愛してやまない「パイプラインパンチ」でおなじみの「モンスターエナジー」に焦点を当ててみることに。実は数少ない「ビン」のエナジードリンクを作られているというのがポイントでした。

お電話に出られた方によると・・・

・お話できる内容は、相談室で把握している範疇です

・より詳しいことは、お時間をいただければ開発部署に確認します

ということだったので、今回は取り急ぎ「お客様相談室」担当の方にお話を伺うことにしました。

モンスターエナジー、瓶もあったんだ・・・

-- 唐突ではございますが、御社も含めてエナジードリンクと呼ばれる商品が缶しか無い理由がわかればお教えいただけますでしょうか。

相談室 「実は・・・瓶のタイプもコンビニエンスストアを中心に出回っております」

-- え?本当ですか!?

相談室 「モンスターエナジーM3という商品で、150mlの小さな瓶なのですが・・・」

image:秒刊SUNDAY

-- では、缶だけではないということなんですね。

相談室 「さようでございます。缶が主流である理由は定かではないのですが、出来るだけ日光に当てたくないといったことや、そもそも海外では缶が主流で、エナジードリンクといえば缶のイメージがありますよね」

-- なるほど、あえて日本だけペットボトルにするのも・・・ということも考えられますね。

相談室 「飲み始めたら、出来る限り保存せずに飲みきって欲しいということもあるかも知れません・・・こちらにそういった情報がないため、不確定な情報になってしまい申し訳ございません」

-- いえいえ、お忙しいところお時間をいただきましてありがとうございました!

【エナジードリンクに缶製品が多い理由(仮説)】

・中身を光に当てたくない

・海外では缶が主流(海外発の商品が多い)

・他社を含め、エナジードリンクのイメージが缶

・分けずに一度で飲みきってもらうため

こちらはあくまでも個人の見解となりますが、なんとなく缶である理由が見えたような気がしました。

モンスターエナジー、瓶と缶を比較

非常に珍しいエナジードリンクの瓶タイプがあるということがわかったので、実際に比較してみることにしました。内容量は瓶が150mlに対して缶は355mlなので、軽く2倍以上の差があります。価格はどちらも同じ190円。

image:秒刊SUNDAY

続いて成分の比較をしてみましょう。瓶が1本(150ml)の成分で缶が100ml当りの成分表なので、非常にわかりにくいんですよ・・・缶の成分表が下記になります。

image:秒刊SUNDAY

瓶の成分表は下記の通りになります。

image:秒刊SUNDAY

100ml当りで比較すると、かなり差があることがわかりますね。

比較表『モンスターエナジー瓶・缶(100mlあたり)』

カフェイン・・・瓶92mg 缶40mg

アルギニン・・・瓶300mg 缶125mg

ナイアシン・・・瓶20mg 缶8.5mg

高麗人参・・・瓶200mg 缶82mg

1本当りの有効成分で比較してみた結果がこちら!

比較表『モンスターエナジー瓶・缶(1本あたり)』

カフェイン・・・瓶140mg 缶142mg

アルギニン・・・瓶450mg 缶433mg

ナイアシン・・・瓶31mg 缶30mg

高麗人参・・・瓶300mg 缶291mg

なんということでしょう!成分はほぼ誤差の範疇となりました!モンスターエナジーの瓶は、缶を1本飲むのと同じ効力がありそうです。色は瓶の方がかなり明るい黄色!味に関しては全く区別がつかないくらい同じように感じました。

image:秒刊SUNDAY

「なぜ缶が多いのか」という疑問に関してハッキリとした答えを出せたわけではないのですが、メーカーサイドからすると一度に飲みきって欲しいという雰囲気はなんとなく伝わりました。エナジードリンクといえば「缶」というイメージは、簡単に覆りそうにありませんね・・・

バレンタインは過ぎてしまいましたが、モンスターエナジーを使った斜め上のチョコレートの作り方はこちら。どんな味がするのか、筆者には想像も出来ませんので作る際は自己責任でお願いします。

source:モンスターエナジー

画像掲載元:SS.ナオキ