まるでマンガ!上野駅ホームに見える「音」エキマトペ検証実験、行ってみるも残念なことに……

エキマトペ

image:秒刊SUNDAY

駅のホームには危険がつきもの。健常者でも危険を感じることがありますが、耳に障がいがある方はその危険度が跳ね上がってしまうわけです。そんな耳が聞こえにくい方に朗報!駅アナウンスや発車ベル、電車の音などがまるで「マンガの擬音」のように可視化できる「エキマトペ」の実証実験がJR上野駅で6月15日に開始されました。筆者もさっそく16日の朝に行ってみたのですが……。

アナウンスや発信音を文字で表す「エキマトペ」実証中!

音を文字化する装置「エキマトペ」が上野駅で実証実験されています。電車の運行状況のみならず、災害やアナウンスを可視化する装置といえばわかりやすいでしょうか。耳の不自由な方には強い味方となりそうです。

参考:毎日新聞

「エキマトペ」を確認しに行ってきました

6月15日に検証実験が開始されたエキマトペ。開始当日は混雑が予想されるため、翌日の16日午前中に向かうことに。場所はJR上野駅1・2番線、京浜東北線と山手線内回りのホームになります。

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時刻は朝9時過ぎ……えーと、結論からいうとメンテナンス中でした!しばらく待とうと思ったのですが、別件でどうしても上野を離れなければいけなかったので、昼過ぎに再訪することにしました。

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3時間後、12時半に再度上野駅へ。ウソ!?まだメンテナンス中なのか……メンテナンス画面がかわいいしレアだからいいけど。でも、復旧したって聞いてたんですけれど……なんで!?

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エキマトペ、まさかのシステムトラブルに沈む……

一体どういうことだ……どうやら筆者が最初に訪れた9時半はシステムトラブルでメンテナンス中、一旦復旧したのですが再度昼頃メンテナンス中になってしまったようです。なんというすれ違い!ずっと上野駅にいるわけにもいかず、30分ほど待って諦めました。

残念ながら動画どころか静止画も撮れなかったので、公式アカウントからご覧ください。システムトラブルに関しても、記載されておりました。

これまでもホームドアや稼働ステップの設置など、安全対策を続けてきたJR東日本。エキマトペの検証実験が成功すれば、聴覚障がい者の方の安全に一役買うことになりそうです。現在はあくまで実証実験中ですので、一日でも早く安定した運用が出来るように願っています。

上野といえば「エキマトペ」のメンテナンス画面にも出ていた「パンダ」が有名ですが、シャンシャンの返還期限が再度延長され、2022年12月末になっています。もう永久に上野動物園にいてくれてもいいような気もしますが……。

source:エキマトペ