6,000年ぶりに噴火したアイスランドの火山、警告も聞かず映えスポットとして野次馬殺到

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アイスランドといえば、日本と同じ火山大国であり、突如山が噴火するなんてことはよくある。とはいえ、一度噴火すれば周囲への影響は計り知れず、私生活において甚大な影響を及ぼすことは言うまでもない。そんな中、こちらの火山はなんと6000年ぶりに噴火したということで多くの人がよし寄せているようだ。

6000年ぶりに噴火した「ファグラダルスフィヤル」

さて6000年ぶりに噴火したのは、こちらアイスランドの「ファグラダルスフィヤル」という火山帯にある火山。おぞましいほどの溶岩が溢れ出ており、近くに近づくことはおろか、接近するだけで有毒な二酸化硫黄が周囲に立ち込めており、国は近づかないように警告している。

噴火は2021年3月19日午後9時30分に始まったが、それを聴いた周囲の人々は6000年ぶりの機会をひと目見ようと、多くの人が集まってきてしまった。

確かに信じられないほど、幻想的で恐くもある、怖いもの見たさ的なスリルがあるのですが、この噴火はしばらく続くといい、コロナ禍とはいえ、多くの人が押し寄せそうだ。

もちろん危険であることは間違いなく、更に大きな爆発がおきれば、この周辺にいる人々は、マグマの海に飲み込まれる恐れもある。

とはいえ、見ておかないと損だという気持ちもわからなくもなく、ドローンで撮影された今回の映像がいかに素晴らしいところか、よくわかる。

日本でも富士山の噴火が危険視されているが、どんな恐ろしい爆発や山体崩壊が起きても、やはりこのように人だかりができてしまうのだろうか。

Source:DailyMail