現在では寄付の方法もさまざまな形へと広がりを見せています。特に昨今のコロナ禍の中で寄付を必要とする施設や企業は多くありますが、動物園や水族館も入場規制・時短営業など非常に厳しい状況に置かれているものの一つです。現在、ネット上では非常に簡単な方法で支援ができる画期的な寄付の方法が注目を集めているようです。
朝日新聞がLover Zooプロジェクトをスタート
10月4日は世界動物の日。
会えないからこそ、エサをあげたい。
本日の朝日新聞にLover Zooプロジェクトが掲載されました。あなたのクリックが動物たちを支援します。
特設サイトはこちら https://t.co/WsE0or269N#カンロ @kanro_pr#クラシエフーズ @Kracie_foods#大正製薬#ライオン @lidea_lion pic.twitter.com/BiEJBmyqAW— 「広告朝日」編集部 (@adv_asahi) October 4, 2020
現在話題になっているのは朝日新聞が開始した「Lover Zoo」と呼ばれる新しい試みです。このプロジェクトは現在厳しい状況下に置かれている動物園や水族館への支援を目的として開始されました。
動物たちに直接会いに行くのが難しい場合は
自宅で、本サイト内の動物園で動物にエサをあげてください。
クリックの数に応じて(※)、この特集の協賛社から得た協賛金の一部が
公益社団法人 日本動物園水族館協会(https://www.jaza.jp/)に寄付されます。
上記の通りサイトに訪問したユーザーが1クリックすると1円の寄付になるという仕組みになっています。実際の寄付は協賛社から日本動物園水族館協会へ行われるので、ユーザーの負担はありません。
誰でも簡単に寄付の協力が行うことができます。
とはいえキャンペーンの規定がありますので、その点だけ注意が必要です。
※寄付額は上限(寄付総額100,000円まで)を設けさせていただいております。
※1クリック=1円の寄付となります。1種類の動物につき1日1回エサをあげることが出来ます。
※本キャンペーンの受付期限は11月4日(水)までとなります
引用:朝日新聞
なお、今回の協賛社はカンロ株式会社、クラシエフーズ株式会社、大正製薬、ライオン株式会社と明記されており、各社共に生き物がマスコットキャラクターやロゴになっている企業のようです。
実際にエサをあげてみた
このキャンペーン、サイト内から簡単に行うことができます。
Lover Zooキャンペーンサイト内で画面を下にスクロールしていくと動物たちの画像と共に「エサをあげる」というフレーズとお皿のアイコンが出てくるので、それをクリックするだけです。
すると動物の写真が動き、お皿には肉や魚といったエサのイラストが追加されます。文字も「ありがとう」に変わります。この一連の動きだけでも小さなお子様などは楽しめそうです。
動物の種類も非常に多く、子どもと一緒にご家族で楽しみながら寄付への協力ができる、秀逸な試みに思えます。
ネットでも好印象の様子
このLover Zooプロジェクトは、ネット上でも非常に好評のようです。
私も子供と一緒にポチポチするわ。
動物園に行けるようになっても、動物さんがいなくなったら意味がないからね。 https://t.co/f9LIfuqluC— 晶江®︎ 4y&1y d (@araiakie) October 5, 2020
このサイト見てみたら、簡単に寄付できるしボタン押した時の動きもかわいくてよかった🙆♀️定期的に見に行こう https://t.co/3abYFBSZRY
— もも🦦 (@moco_moco_wk) October 5, 2020
なんか楽しかった 皆もweb入園してみ? https://t.co/YyNW02EeEY
— hamaD (@rossoyuuya1) October 6, 2020
「子どもが喜んで寄付する」「動きも可愛いし凄く簡単。これなら毎日やる」「web入園という形が楽しかった、おすすめ」など、さまざまな好意的なコメントが見られます。
ちょっとした空き時間でも協力できる容易さ、こうした応援しやすいキャンペーンの試みが今後も増えていくかもしれませんね。
上記の投稿にもあるように、動物がいなくなっては生き物を見る感動も味わえなくなってしまいます。
source:朝日新聞 Lover Zoo