あれ……声が……口が勝手に開閉する不気味な「腹話術人形」が話題に

人形

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人形というものは、どこか不気味な印象を受けます。可愛いはずの「雛人形」も、夜になると一転、不気味な物体に感じることもあります。やはりその人形には「魂」が宿っていると言っても過言ではないのかもしれません。そんな人形ですが、とりわけ「腹話術人形」は、目も口も動いたりするので生き物感がハンパないのです。そんな中、今回紹介する人形はその腹話術人形の中でも更に不気味度が高いものです。

ディーラーから購入した謎の人形が怖すぎる

さて話題となっているのは、こちら4年前に米国カリフォルニア州のディーラーから購入した人形。持ち主はスコットランドの「グレゴール」さん。

しかし、この人形「ハーブおじさん」をいち早く他人に売りたいのだということです。しかもできるだけ遠くに。いったいなぜそこまでして売りたいのでしょうか。

その理由は、あまりに恐ろしいものでした。

実はこの「ハーブおじさん」は、腹話術人形で、話によると口が不気味に開閉するのだという。腹話術人形なら開閉するのは当然ですが、どうやら、ひとりでに動くのだという。

つまり、ハーブおじさんは腹話術しなくても、口が動く……ということで、まさにホラーなのです。

口を開閉する理由は……

さて、そもそもなぜ口が開閉するのか。

ある人は「ハーブおじさんは、口を開けているときは満足していないときである」と話しているという。また別の意見では「ケースに入っていると口は開いており、ケースに戻すと口は閉じる。つまりケースの中では落ち着いている」と話しているという。

また、ハーブおじさんは、所有者が変わるたびに名前が変わり、その都度様々な霊が宿るのではないかという意見も。

さらに、一時期ハーブおじさんは刑務所にいたこともあり、その頃の記憶もあり、刑務所に戻りたくない気持ちを示すため、口を開けるのではないかという意見も。

いろいろな意見があるが、口が自然に開閉する科学的な根拠は残念ながらなく、あくまで推測にしかすぎません。

ただ、口が勝手に開閉するという証言は多いようで、なお不気味さはましてゆく。つまり、ハーブおじさんは、またどこかへ売られ名前も変わっていくのだ。

悲しき腹話術人形「ハーブおじさん」。今後落ち着いた人生を送り、安らかに口を閉じることができるのでしょうか。

Source:デイリー・ミラー