北の大地、牛の大群に国道占拠される、目撃者の投稿も集まる事態に

image:写真AC

最近では各地でクマの出没が話題になっています。しかし、北海道ではクマ以外にも様々な野生動物が目撃されます。キツネやタヌキなど、割と日常的に見られることが多いです。しかし、今回は北海道の紋別にて大量の牛が国道を占拠した出来事が話題になっています。数十頭もの大群が現れるのは北海道でもなかなか稀なことです。

国道に大量の牛が現れる

28日の夜、北海道の紋別国道にて約40頭もの牛が脱走、10数頭以上によって国道が占領されてしまう事態になりました。通行人からの通報によって発覚したとのことです。

一時はパトカーも出動する事態に発展するものの、けが人はなかったとのことです。動物が国道に出てくるのは道民にとっては見慣れた光景かもしれませんが、これほどの牛の大群が国道に現れるのは稀と言えます。

脱走した牛はすべて戻されたとのこと

この牛の大群ですが、どうやらシカに驚き、牛舎から脱走してしまった可能性が高いとのことです。

なお、誘導に苦戦したとのことですが29日の朝、牧場関係者によって全ての牛が無事戻されたとのことです。

牛の大群を見たというユーザーも

この牛の大群が国道を占拠する事態は多くの一般の人たちも目撃していたようで、SNS上に注意喚起を促す投稿がされています。

臨場感のある写真とともに注意を促しています。これは間近で見た人は相当驚いたのではないでしょうか。北海道では動物との接触事故も少なくありませんから、こうした注意喚起は有用と思われます。

他にもバスが通っているのを目撃したという人の投稿も。地元の人からするとインパクトのある出来事だったのだろうと想像できます。

動物との事故に注意が必要

北海道は道が広く、伸び伸びと運転しやすい環境ですが、牛に限らずさまざまな動物が公道に現れます。動物と衝突しての死亡事故も少なからず発生していますので、今回のように大群が現れるのは珍しいですが北海道での運転には注意が必要です。

動物を鑑賞するなら素直に人気の動物園に行くのが賢明です。