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昨今のコロナウイルス蔓延にともない、より身近になってきてしまった新型コロナウイルス。いつどこで感染してもおかしくないというなんとも心配な状況になってしまったわけですが、既に感染しており、無症状という可能性もあります。そんな際に事前に調査しておけば結構安心になるのではないでしょうか。
検査キットを入手

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ということで今回、そんなコロナウイルスの抗体検査を行うキットを入手。このキットでは「イムノクロマト法」によって抗体を調査するとのことです。イムノクロマト法とは
血清中のウイルス特異的抗体を検出するイムノクロマト法や酵素抗体法(ELISA)を利用した血清学的診断法が検討されている。一般的な急性ウイルス感染症の場合、血中の抗体は、発症後1週間ほど経過した後に誘導される。そのため血清学的診断では、疾患の急性期および回復期の血中抗体価を測定し、抗体の推移を比較する必要がある
引用:国立感染症研究所
とのことで、血中に新型コロナウイルスの抗体があるかどうかが判断出来るというもので、PCRのようなウイルスそのものを見つけ出すというものではないようです。つまり既に感染して居る方が確認できるものです。
検査方法が衝撃的

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さて検査方法ですが、これが結構衝撃的です。
てっきり、唾液や鼻水などの分泌物を採取するのかと思いきや、なんと「血」を取るとのこと。おいおい、それは聞いてないぜって話ではあるのですが、血中の抗体を調べるということで当たり前の話でもあります。
採血方法でさらに、衝撃事実判明

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そして採血方法は・・・
この針が出てくる機械を使い、指にワンプッシュ!つまり針を指に挿して血を出すというなんともアナログな方法ではあるが、これしか無いわけです。
しかし恐ろしいのは、失敗するとこの機械は使えなくなるので、1回限り。躊躇なく指に針を当てます。ホッチキスを指に当てるような恐怖感はあるが、やるしかない。
パチン、と軽い音、指にはツンと小さな痛み。
で、出てきた血を、抗体検査用の試験薬に混ぜて・・・

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この反応機に血をたらします。
直ぐに反応が見え始めます。本当に一瞬でラインが引かれるという不思議な試験ではあるのですが問題は、どれが陽性でどれが陰性かです。
陽性か、陰性か

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陽性か、陰性はこの表に当てはめます。
陽性なら、2本以上のラインが引かれます。陰性なら1本一番上にでますので・・・これは陰性間違いないですね。
しかし、陰性ということは、抗体を持っていないということで、よくよく考えれば「これから感染する恐れもある」ということです。
なにはともあれ、この試験後、指が猛烈に痛い。針を指した後に痛みがくるわけですが、新型コロナウイルスの過酷な闘病に比べれば、大きな問題ではないのかもしれません。