飼いネコに関する、とんでもない事実が判明してしまう。

ネコは可愛い存在で人間の心を癒やしてくれます。ニャアと甘えてこれば餌を上げたくなり、ゴロゴロと近寄ってきたと思いきや、突如プイッと機嫌を損ねどこかへ行ってしまう。犬のように鎖でつないでいるわけでもないので、基本自由。もはややりたい放題のこの生き物、結果とんでもないことになっているようです。

ペットのネコが生態系を壊しているかもしれない

ペットのネコが生態系をぶっ壊しているなんていう、なんとも不思議な研究結果が話題となっております。そんな馬鹿な、うちのミーちゃんがそんな自然界を破壊するなんてことは聞いたことがない。絶対にそんなのデマや。信じられないわ、という方が大半かもしれませんが、実はあながちジョークでもなんでも無いのかもしれません。

ノースカロライナ州立大学の研究者いわく、ネコは、毎年何十億もの獲物を殺しているとのこと。つまり自由気ままに歩けるネコは、そこら中の獲物を無差別に殺害しているため、それが累積して生態系を脅かしているのだということです。

これは、山猫などの野生ネコより実に10倍の数だということです。確かに飼い猫は高い確率で生存できる上、どんどん増えていきます。母数が増えれば野生動物が殺される確率も上がるわけです。

研究チームは、今回ネコにGPSをつけて普段の生活でどのような活動をしているか監視したということです。また、飼い主は家に持ち帰ったネコの獲物の数を計測。それから情報を算出したとのことです。

対策方法

で、じゃあ対策方法があるのか、という点ですが、今回の研究の共著者である「ロブ・ダン」いわく

「猫を屋内で飼うことです」

とのことです。

こちらの方法でなんとかなるのかもしれませんが

これが出来ないから、現状のような放し飼い状態になってしまっているという問題があるので、もはやこれはどうしようもない状況なのかもしれません。

この研究は、アニマルコンサベーション誌に掲載されているとのことです。

掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-8100023/Cats-catastrophic-impact-local-wildlife-allowed-roam-free.html

画像掲載元:写真AC