昨今では、PayPayをはじめとする各種キャッシュレス決済もさまざまなお店・サービスで利用できるようになってきました。少し前までは使える場面がかなり限られていましたから、この普及は物凄いことです。とはいえ、便利な一方で大きな課題もあるようです。では、その課題とはどのようなものなのか、ネット上の意見にも触れつつ紹介していきます。
広がりを見せるキャッシュレス決済
将来は「キャッシュレスお年玉」が広がる可能性も出てきました。https://t.co/WochoJNN2k
— 毎日新聞 (@mainichi) February 15, 2021
最近では”PayPay使えます”といったお店での表記も随分見かけるようになりました。”メルペイ””LINEPay”など、キャッシュレスサービスも豊富になっており、順調に拡大を続けている印象です。
最近では食事のデリバリーサービスやタクシー会社でもこうした各種キャッシュレスへの対応が充実しており、ケースによりますが、とても便利なイメージです。よく聞きますが実際、小銭等を確認する手間が省けるのは地味に嬉しいところではないでしょうか。
便利な一方で災害時に使えない
そんな便利なキャッシュレス決済ですが、その一方で見過ごせない大きな課題もあります。
キャッシュレス化が遅い日本、頑なに現金に固執する人もいるって何かのたびに言われたりするけど、毎度地震あるたび「そら中々キャッシュレスにはならんよ…」とはなるな…
— おかもと (@okmtsn115) February 13, 2021
それは、地震をはじめとする大きな災害等が起きた際には利用できなくなってしまうということです。もちろん、地震だけではなくシステムのエラーでも一時的に利用不可となるケースもあります。
当たり前と思われるかもしれませんが、近年、大きな災害被害が多く発生していることを考えると、これは見逃せない要素と言えます。
片方に寄るのは難しいと思ってます。
2011年の被災した時も、停電復旧まで住んでた場所は2週間要し。青空市を周りで開催してくれ、やはり現金でした。— 弟子その2 (ゲッター汚染) (@mrodd765) February 14, 2021
特に被災経験のある人からは、改めて現金の強さを実感したという感想も寄せられています。
日本は世界的に見ても自然災害の多い国です。やはり災害をはじめとするイレギュラーを想定すると、キャッシュレスに比重を置く利用方法はどうしても心配になってしまいそうです。
バランス良く使うが無難そう
この課題に関してはネット上でも話題になっており、「現金とキャッシュレス、バランスの良い付き合い方が良いのでは」という意見が大半となっています。
台風と洪水の被害も馬鹿にはできないからねぇ
どっちも使えるのが正義ですよ https://t.co/5vhY2Nn4NI— ユイ(キャプピカ)YSX (@Cap_Pika__YSX) February 14, 2021
電気・ネットがカットオフされたときに、現金の有難さを知る・・・台風とか災害時に持っていくのはやっぱ現金ですよ・・・だって電源おちて自販機だって使えなくなってるときがあるんだもの・・クレジットすら頼れないもの・・
— hatina (@hatina33) February 14, 2021
「バランス良く付き合うのが一番」といった意見は、いきなり現金を持ち歩かないようにするのも抵抗があると思いますし、妥当な判断に感じます。
とはいえ、そうした課題も踏まえて上手く付き合えれば非常に使い勝手の良いキャッシュレス決済。完全な現金の代わりとはなり得ないかもしれませんが、日常生活を今より便利にしてくれることを期待したいですね。
キャッシュレス決済の是非については以前にも話題になっていました。