長ネギを大量消費!「ぶりしゃぶ鍋」は、寒ブリとネギだけでいい

長ネギ

image:秒刊SUNDAY

コロナ禍で牛乳が余っているというニュースが巷を賑わせましたが、長ネギも余りぎみということを「長ネギ農家」の方がツイートされていました。薬味はもちろん焼いてよし煮てよし万能野菜ですが、大量消費って難しいんですよね。それならば、あっという間に太い長ネギを1本消費する方法をお教えしましょう!筆者が作る「ぶりしゃぶ鍋」なら、秒で長ネギが消えちゃいますよ。

「長ネギ食べてーーーーーー!!!」悲痛な叫びを聞け!

牛乳余りがニュースになっているのはご存知のとおりですが、長ネギ農家の方のツイートによると「長ネギ」も余ってしまっているようです。実際に毎日スーパーに行くひ筆者の目にも、超絶安い長ネギが目に入ってくることもしばしば。これは「どげんかせんといかん」ですよね!

必要なのは寒ブリだ!「ぶりしゃぶ」を作るのです!

季節はちょうど冬、この時期は寒ブリがめっちゃ美味しい季節じゃないですか。だったら「ぶりしゃぶ」でネギを大量消費しちゃいましょう。ぶりしゃぶでネギなんて……と思ったそこのあなた!1人で太い長ネギ1本があっという間に胃の中に消えていきますから!

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まずは材料から

ぶりしゃぶ(材料:1人前)

鰤(寒ブリ) 100g(多くても可)
長ネギ 大1本(多くても可)
白だし 適量
ポン酢 適量

白だしは「めんつゆ」で、ポン酢は「お酢&レモン汁」で代用可能です。ブリは「ぶりしゃぶ用」を買うと楽なのですが、刺身用の鰤や稚鰤(わらさ)を薄く切ったほうがお財布には優しいかも。

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基本的に調理は長ネギを切り、白だしを薄めに沸かすだけです。ネギの青い部分は「小口切り」にしておきましょう。

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白い部分は食感の違いを楽しむために「白髪ネギ」にします。

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包丁を使ってもいいのですが、100均で売っている「白髪ネギ」カッターは本当にオススメ。あっという間に白髪ネギの山が出来上がりますよ。

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あとは白だしを「お吸い物」程度に薄めたところにネギを全部入れ、沸騰させたら準備完了。他には何もいりません、長ネギと寒ブリだけで「ぶりしゃぶ」を味わいましょう。

長ネギ

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長ネギってこんなに甘いのか!?

沸騰した白だしにブリを2~3秒……

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ネギを巻いてそのままいただくと……ネギもブリも優しい甘み。ブリのフワッとして食感と旨味、少しだけシャキシャキ感を残したネギの風味がベストマッチ!寒い冬ということもあり、熱々の白だしも最高にウマい!

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ポン酢につけていただくと、これがまたウマさ倍増を超えて激増!長ネギにたっぷりとからむポン酢、ちょっとした酸味と脂の乗ったブリとネギの自然な甘さ。これが三位一体ならぬ酸味一体となって、口の中を暴れまわります。

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ちょっと多めに用意した12切れの寒ブリは、あっという間に消え去りました……。

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お楽しみはこれからだ!

美味しくいただいたあとの締めは、冷凍うどんです!もちろん冷凍じゃなくてもOKですけど。

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残った白だしに冷凍うどんを入れひと煮立ちさせます。この白だし、ブリの脂がたっぷりと溶け出していてそのまま飲んでも美味しいんですよね。

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ポン酢を入れていた器に茹で上がったうどんを入れたら、そこに白だしを追加!

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ポン酢&白だしの「最強締めうどん」が完成しました。ビジュアル的にも「京うどん」みたいで、食欲をそそります。

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優しい酸味とお出汁の融合。つるしこうどんと、茹で上がってクタッとしたネギが最高……これはたまりません!このために「ぶりしゃぶ」を作ったと言っても過言ではないレベルの締め。

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至高の「ぶりしゃぶ」を食べて、究極の「うどん」でお腹を満たす。満足度がハンパないのですが……目的は長ネギの消費だったことを忘れかけていました。これでめちゃくちゃ太い長ネギを丸々1本消費出来るので、ぜひお試しを!

寒ブリをそのまま食べたいという方は、こちらの調理法でどうぞ。