音楽の収入が大してない自分が文化芸術活動の継続支援の補助金を申請してみた

筆者は音楽を20年以上続けている。おかげで、音楽で収入も得てはいる。しかし、売れているかと言われると全く売れていない。そういった「それだけで食えるまでには至ってないけど、堂々その活動で収入を得ている」というくらいの人は沢山いると思う。そのくらいの層こそがむしろ、文化芸術活動を支えている気もする。しかし、そういった人達は驚くほどこの補助金を申請していない。

なぜか

なにせ、そのくらいの層の「文化芸術活動」での月の収入は2万円~8万円くらい。確定申告をしていなかったり、源泉徴収が何だかわかっていなかったり、という理由でこの文化芸術活動の継続支援事業の補助金を「俺は貰えないだろう」と思い込んでしまっている人が多い気がする。というワケで、音楽での収入が中途半端で大したことない自分がやってみようと思うに至ったわけだ。

まずはどうすれば?

結論から言うと、まずやみくもにHPに飛んで申し込んでみるのが正解だと思う。現在コロナ禍の影響で前年度の確定申告も取り扱っているので、確定申告していない人は先にこちらの申請をしてから確定申告しに行ってもいいくらいだ。ちなみに、書き方なんかは公式HP(記事下部にリンクあり)の動画を見ればわかるようになっている。まず1も2もなく仮申請してみよう!

必要書類なんかは?

本人確認書類のデータが必要。筆者は運転免許証で申請した。3つほど画像を添付する欄があったので、これから行うライブや、申請期間内に行った配信ライブなどのフライヤーなどを、活動を行っているという証明として添付してみた。筆者が行った「Aー①」というタイプの助成金の申請は終わり。非常に簡単だった。

とにかく、公式HPにある動画が非常に親切でわかりやすく、一度動画にさらっと目を通せば「こんなに簡単なんだ!」と思えるはずだ。領収証などを添付する欄が無かったが、一応保管しておいた方が良いだろう。申請がひとまず終わると、このようなメールが届いた。

そして、「自分は恐らく申請の対象ではないだろう」と思う方も、この助成金はアフターコロナに向けて、再起をはかる人などにも向けられているモノなので、諦めずに申し込んでみた方が良いと思う。実際に、コロナ禍で音楽を辞めたという人は筆者の周りにもかなりいる。影響が無いハズがない。文化芸術を守るという意味でもこの助成金が必要としている人に正しく届く事を願う。

source:文化芸術活動の継続支援事業(こちらから直接申請出来ます)

画像掲載元:秒刊サンデー