マクドナルドの商品「マック」を名乗れるのは「ビッグマック」のみと判明

image:秒刊SUNDAY

マクドナルドの代名詞といえばこの「ビッグマック」である。その衝撃的な風貌と味は、一度食べたら忘れられない、究極のジャンクフードと言えるのかもしれません。そんなビッグマック、マクドナルドの中でも『VIP』な待遇を受けていることが明らかとなります。その待遇とは「マック」を名乗れるということです。

Macを名乗れるのはビッグマックのみ

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さて、ビッグマックですが名前にビッグマックと「マック」と言う名前が入っております。まさに「マクドナルド」を代表する証でもあるわけですが、この「マック」なんとビッグマックのみに許された名前なのです。そんな馬鹿な!

ということでパッケージを見てみるとこちらビッグマックのパッケージですが確かに「BIGMAC」と当たり前ですが「MAC」が入っております。

ちょっとまってくれ、その他の商品もあるだろう、たとえば「チキンマックナゲット」とか「エッグマックマフィン」などマックは色々あるはず。

ビッグマックのみなんてフェイクニュースじゃないの?と思うのかもしれませんが、申し訳ない。マックはマックでもスペルを見ると違うことを申し伝え忘れた。

ということでその他の商品とビッグマックのスペルを比べてみよう

それぞれの商品の「マック」のスペル

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ということで、以下それぞれ商品の英語スペルです

ビッグマック → Big Mac®
マックチキン → McChiken
マックナゲット → McNuggets
てりやきマックバーガー → TERIYAKI Mc BURGER
マックポーク → McPork
エッグマックマフィン → Egg McMuffin

Source:Mcdonalds

いかがだろうか、ビッグマックのみ「Mac」なのである。更に衝撃的なのは、マクドナルドのスペルは「McDonalds」であり、本来ならビッグマックも他に合わせ「BigMc」が正しいはず。

しかしながらビッグマックのみ何故か「BigMac」なのである。この原因は何か調査したところまず、最初の名付け親について判明。当時21歳の「エスター・グリックステイン・ローズ」さんだ。

名前についてが多くの案があった。他の2つの案は、「アリストクラート」と「ブルーリボンバーガー」だったが、どちらも採用されなかった。 そして、1967年当時、同社の広告部門に勤務していた21歳のエスター・グリックステイン・ローズ(Esther Glickstein Rose)が考えた「ビッグマック」が採用されることになった。 AP通信によると、当時の役員や従業員はその名前を笑っていた。しかし、それは「歴史上最も有名な商品名の1つ」になった。

引用:ビジネス・インサイダー

記事によると、深い意味はなくあくまで流れでその名前になったようだ。

ただその際に「BigMac」が正式名称に採用されるも、その後のマックは企業のマクドナルドの正式名称である「Mc」を使うという流れになったと推測。

マクドナルドのMcというより、もはや「iPhone」「iPad」のように「ビッグマック」という一つの「一般用語」と考えたほうがしっくり来る。

その証拠にビッグマックには商標マーク®がつくのが正しい名称「Big Mac®」である。

そのため、一般用語を目指しつつも、他社では「ビッグマック」と言う商品名は使えない。ハンバーガーは使えるが「ビッグマック」は使えないのだ。
※MacやMcが入っている時点で恐れ多くも他社は使いづらいが。

ちなみに名付け親とは別に生みの親というのがおり、その方は「ジム・デリガッティ」さんという方のようだ。

ということでビッグマック、ほかの「Mc」とはちょっと違う別格の価値観と圧倒的な存在感を噛み締めて食べるのが良いのかもしれません。

Souce:日本マクドナルド