コンビニやスーパー、洋菓子店でよく見かける「バウムクーヘン」を皆さんは口にしたことがあるでしょう。ドイツで発祥したお菓子であるとされており、日本以上に現地で愛されていると考えている人も少なくないかもしれません。しかし、「バウムクーヘン」には意外な事実が存在すると、あるツイートの内容で明らかになり話題となっています。
ドイツでは食べられていない?
ドイツ大使館の公式アカウントによるツイート。なんと、バウムクーヘンはドイツで食べる機会が少ない菓子であると明らかにされたのです。大使館で勤めているドイツ人の職員でも、日本に来てから初めてバウムクーヘンを食べた人が多いとコメントしています。今、皆さんが食べているバウムクーヘンは、日本で独自に発展していった菓子であると知らなかった人が多いのではないでしょうか。
発祥の地でも知らない人が
バウムクーヘン発祥の地であるドイツ・ザルツヴェーデルへ行った経験がある人の反応。現地の人々に「バウムクーヘンって何?」と返事をされる程、ドイツでは知名度が低いお菓子なのだそうです。
限られた職人が作ることのできる菓子
バウムクーヘンは、ドイツで限られた職人が作ることのできる「高級菓子」であると豆知識を述べている反応がありました。
現地では、国立の菓子協会が存在し、バウムクーヘンの基準が厳密に決められているようです。よって、日本では一般で食べられている菓子でも、ドイツではめったに見ることができないのかもしれません。
参照:http://tokyo-baumukuuhen.jp/book/doitu_baumkuchen.html
日本にバウムクーヘンを伝達した人
カール・ヨーゼフ・ヴィルヘルム・ユーハイムさん。1919年に日本へ捕虜としてやってきて、広島県の産業陳列館で初めてバウムクーヘンを人々に提供したと言われています。ユーハイムさんが日本にバウムクーヘンを伝えなかったならば、皆さんがバウムクーヘンを口にできる機会はなかったかもしれません。
参照:https://www.juchheim.co.jp/history
感謝の気持ちを持って、これからもバウムクーヘンを愛していきたいものです。ところで、お菓子と言えばラムネを大量に買い込んだ写真があまりにも怖くてTwitter上が騒然となったニュースが話題となっています。バウムクーヘンを大量に買い込んで、お腹一杯食べる写真ならば大歓迎かもしれません。
画像掲載元:Photo-AC