近未来感溢れる「新械生物」が超絶かっこいい!制作者に話を聞いた

image:みぃ@新械生物(@mikamama422)

深海は水深200m以上の海域のことで、宇宙よりも謎が多い未知の領域だといわれています。海底にはユニークな生物がいたり、知りたくなる世界ですよね。Twitterにて、みぃ@新械生物(@mikamama422)さんがご投稿した「新械生物」作品が注目を集めています。それは深海生物と掛け合わせた造語で、無機質な素材で制作されているのに、不思議と今にも動き出しそうな躍動感があり、圧倒的存在感を放っている作品なのです。

超絶かっこいい!新械生物作品がすごい

「歯車や廃部品などで【新械生物】という新しい機械生命体を作っています。」というコメントと共に近未来感溢れる作品のツイートを発見しました!アンコウ、エビの作品も一目みたら、カッコいいとこの世界観に引き込まれてしまいますね。

ツイートのリプ欄には「綺麗で見入ってしまう」「アイデアがすごい」などの声が寄せられています。

・カッコいいなあ。うっとり……。

・エビちゃん、めちゃくちゃ可愛いです!

・スッゴッイ!カッコイイ。

制作者さんインタビュー

image:みぃ@新械生物(@mikamama422)

制作者である、みぃ@新械生物(@mikamama422)さん(以下、みぃさん)にお話を伺いました。

■新械生物を作り始めたきっかけ、制作歴など教えてください。

ーー制作を始めてちょうど一年経ったところです。制作のきっかけは趣味で娘にレジンアクセサリーを作っていましたが、娘が成長し身につけなくなってしまいました。

まだ手元にはレジンが残っている上、歯車などの材料もたくさんあったので、何か作ろうと思った時に立体ものは作れないだろうか?と思い立ち、一番作りやすそうな魚を作ってみたところ、とても面白かったので続けて作るようになりました。

昔からロボットなどの内部図解が好きだったこともあり、歯車や廃部品を使った機械生物を作り始め、今に至ります。

■制作の際にこだわられているところや、制作期間を教えてください。

ーー制作期間は早いもので1日(クリオネや昆虫などの小さな作品) 。長くかかったもの(リュウグウノツカイやチョウチンアンコウ)で一週間ほどです。

作品作りの際、魚の形やヒレなど特徴をしっかり出すところ、唯一無二、世界でただ一つの作品にしたいため、内部構造は例え同じ魚を作ったとしても同じにはしないところをこだわっています。

難しいところは、生き物の特徴を掴むところと、作品の撮影です。

■作品で見て欲しいポイントなどありますか?

ーーアナログな歯車と廃部品(電子パーツ)の融合です。ホントは動かないけど、なんとなく動き出しそうだな……と思ってもらえたら嬉しいです。100均などにある割と身近なものも使っているので、それを見つけるのも面白いと思います。 新械生物(しんかいせいぶつ)という名前を知ってほしい。新械=深海、新しい機械の生き物、とをかけています。

image:みぃ@新械生物(@mikamama422)

■作品作りのアイディアはどこから?

ーー魚の図鑑を見て思いついたり、分解した家電から出てきた部品などから思いつくこともありますね。

■いいねやRTの反響についての心境は?

ーー毎回とても嬉しく思っています。いいねやRTコメントが作品作りのモチベーションになっています。有難いですね。また、いただいたコメントが次の作品へのヒントになることもあります。

■今後制作したい作品や夢は?

ーー作り始めて一年、まだまだ作りたい魚はいっぱいありますが、深海、浅瀬、川など生息地ごとの魚をいっぱい作って水族館のようにしてみたいと思っています。 夢は、もっと作品が増えたら個展を開いてみたいです。

みぃさんお忙しい中、興味深いお話をしていただきありがとうございます。

実はみぃさんの作品は以前から気になり、目に留めていた筆者。今回インタビューが実現できて嬉しい機会となりました。今後も見ると、心躍るようなみぃさんの素敵な新作を心待ちにしております!今後のみぃさんのご活躍からも目が離せないですね。

カッコいいといえば、除雪車のジオラマ作品が迫力満点で圧巻ですよ!

取材協力:みぃ@新械生物(@mikamama422