AppleWatch、ついに心電図対応早速使うも、この地域では使用できません、で使用できず

AppleWatch

image:秒刊SUNDAY

ついに待望のAppleWatchに心電図を測る機能が追加された。バージョンは、watchOS7.3からということでアップデート後使うことができるようになるわけですが、インストールをして早速使おうとするととんでもない問題にぶち当たってしまうことが判明する。それはお使いの地域では使えないというアナウンスだ。

心電図アプリ(ECG)とは

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このアプリはApple Watch Series 4以降の機種にはなるが、心拍リズム計測し、PDF化、そしてそのデーターを元に医師と相談することができるという画期的なシステム。

法的な問題から、日本では利用不能だったが、今回の「watchOS 7.3」から待望の利用可能となった。

心電図アプリケーションが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースによりApple Watch Series 4、5、6で日本で利用が可能になります。この機能によって初めて消費者向け製品として、ユーザーが手首の上で心電図を記録することを可能にし、自分の心臓の健康について知りたいと思った時に心拍リズムを記録、重要な情報を医師に共有できるようになります。また、Apple Watch Series 3以降で利用できる不規則な心拍の通知機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知をします。
心電図アプリケーション2と不規則な心拍の通知機能3は、不整脈に最も多い心房細動(AFib)の兆候を検知するために役立ちます。心房細動は、治療をせずに放置すると、世界で2番目に多い死因である脳卒中につながるおそれがあります。

引用 : Apple Watchに 心電図アプリケーションと 不規則な心拍の通知機能が登場

この心電図は「心房細動、洞調律、低心拍数、高心拍数、判定不能」などに分類し、判定するので、医者にあるような心電図を測るシステムに近いデーターが取得できる。つまり医者に行かずとも心電図データーを取得できる。

事前に、大きな病気を検知する事が可能になるわけですが、もちろんあくまでApple Watch の計測データーはあくまでデーターであり、精密な診断は医師に確認したほうが良い。

そのためにPDF出力があるわけです。

OSをwatchOS7.3にするも使えず

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ということでOSをwatchOS 7.3にバージョンアップ。しかしながらどうやらそのままでは使えないようだ。「”心電図”appにはこの地域では使用できません」というメッセージが表示されてしまう。

watchOS 7.3から日本でも使えるようになったということだが、日本の中でも利用できる地域が限定されるということなのだろうか。

いろいろ調べた結果、iPhoneのほうが「iOS 14.4」からとされており、こちらもバージョンアップが必要だ。

「iOS 14.4」と「watchOS 7.3」を両方アップデート

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iOSとwatchOS療法をアップデートすると使えるようになった。ということで仕切り直して早速利用してみると、どうやら「デジタルクラウン」に指を当てて測る模様で、数秒指を押し当て、そして結果を待つ。30秒ほどで結果が出る。

結果、異常なし。

とのことだ。この異常があるかないか、判断するだけでも法律の壁を超えなければならなかったことを考慮すると感慨深いものだ。

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結果はPDFに落として、医者に持っていくことが可能。このデーターを元に医者はもう少し精密な検査をして、異常を確認するという流れである。ちなみに可能となった機能としては

不規則な心拍の通知

Apple Watch Series 3以降に内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知機能は、心房細動(AFib)の兆候がないか、バックグラウンドでユーザーの心拍リズムを時折チェックします。最低65分以上の時間をかけて5回の心拍リズムのチェックを行い、不規則な心拍リズムが検出されるとユーザーに通知します。

となっております。ただし、このAppleWatchではあくまでデーターを取得できると言うレベルであり、根本的な病気を判断するというものではない。

したがって最終的には「医者の判断を」というアナウンスが出てくる。いずれにせよ、不整脈や脳卒中など危険な病気が我々につきまとう昨今、早めに情報は入手してお来たいところではあります。

Source:Apple