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60年後に森になる構想で作られた建物が、衝撃の変化を遂げネット民感動の事態に

image:写真AC

現在、ある建造物が驚きの変化を遂げているとネット上で大きな話題になっています。建造された頃にも、相当のインパクトのある建造物としてメディアで取り上げられたので、存在は知っているという人も多いはずです。もともと数十年先を見据えてデザインされた経緯はあるのですが、ほぼコンセプト通りの変化を迎えているということで称賛の嵐となっています。

60年後に森になる構想で造られた建物がある

image:写真AC

皆さんは、アクロス福岡という施設をご存じでしょうか。

アクロス福岡について

アクロス福岡は、1995年4月29日、「国際・文化・情報の交流拠点」として、福岡の都心「天神」の旧福岡県庁跡地に誕生した公民複合施設です。

引用:アクロス福岡 施設ガイド

さまざまな用途で用いられる複合施設です。また、60年後に森になるをコンセプトに施工された施設としても非常に有名です。

とはいえ公民の複合施設が森になるという構想に対し、当時は現実的には難しいのではないかと感じていた人も多いようですが、25年経った今の時点でかなり森に近づいていると大きな話題になっています。

25年経った今の時点で森になりつつある

アクロス福岡の変化に対して、造られたばかりの頃の光景と現在の姿とを比較する画像や、撮影した様子や所感を投稿するユーザーで溢れネット上では大きな話題となっています。

それぞれ別の方の投稿で別の写真ですが、アクロス福岡そのものや周囲の自然が大幅に増えているのは一目でわかります。また、木々だけではなく野生の動物の生息も確認できるとのことで、確かに森に近づいているようです。

自然の増加には、野鳥が種を持ってきたからという経緯もあるようです。それはさすがに想定外だったようですが、より人と自然との共生を感じさせる在り方と言えるのではないでしょうか。

今から35年後の光景が楽しみと話題に

25年経った今の時点で、これだけ自然に溢れた姿になっているのであれば、60年にあたる35年後はどのような変化をしているのか、今から楽しみという声が多く確認できます。

人と自然との共生は難しいテーマですが、今回のアクロス福岡に関しては各関係者の意図した形に近い在り方ができているように見えます。

地元の人たちからもアクロス山と呼ばれ、親しまれている点も素晴らしいですね。

自然といえば、以前自然界の厳しさを感じさせる映像が今回の話題とは別の意味で泣けると話題になりましたが、アクロス福岡の変化に対しては今後も長く関心を持たれることとなりそうです。

source:アクロス福岡