1日60丁限定販売!昔ながらの大豆100%手作り豆腐を食べてみた結果!

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北海道の当麻町にある「武田豆腐店」は、おいしい豆腐で有名です。年中無休で豆腐を作り続けています。今でもこの釜で毎日大豆を煮ているそうです。沸騰すると100℃を超えて、底の方にある大豆は焦げてしまいそうなくらいだそうですが、この温度も豆腐を美味しくさせる要因のひとつだそうです。店の中は昔ながらの道具類が並んでいて、懐かしさを感じさせてくれます。


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武田豆腐店は、国道39号線の道都沿いにあります。しかし、目立つ看板などはなく、よくよく注意していなければ通り過ぎてしまいます。

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奥の方では油揚げを揚げていましたが、今はもう揚げていないそうです。手前に見えているのは、豆腐を作った容器です。何でも機械でできてしまう時代に、昔からの道具を大切に使って作りつづけてくれるのは嬉しいことです。

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お豆腐1丁の大きさは、一般的なさいころ型をした豆腐2丁分というところです。黄緑色の文字はビニール袋に印刷されています。朝できた豆腐は水槽の中に入れられていて、注文された分を容器に入れてくれます。蓋はありません。蓋の代わりといっては何ですが、このビニール袋に入れてくれます。

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豆腐をパックから出して、皿にのせました。上にはポコンと飛び出ている部分があります。半分に切ると一般的な豆腐1丁分です。

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半分に切ってみました。切り口を見てください。とてもなめらかです。ビニール袋には書かれていましたが、念のため確認します。この豆腐は木綿豆腐です。半分に切って少しずらすだけなのに、今にもくずれてしまいそうなくらい柔らかいです。

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箸で少しだけくずしてみました。絹ごし豆腐のようですとは言えませんが、それに近いくらいの柔らかさです。撮影をした後すぐにこのくずした部分を食べてみました。

「ウソッ!何このおいしさ!」。誰もいないのに思わずこの言葉が口をついて出てきました。口の中に入れるとすぐにくずれて、大豆の味が広がります。このおいしさは反則だと思います。毎日食べたいおいしさです。でも、少し遠いのでそういうわけにはいきません。

そういえば、店のご主人が、「大豆100%だからね。」と話してくれました。美味しいわけですね。

-開店時間に注意!

実はこの日、11時くらいに店に行きました。悲しいことに、玄関には、「本日閉店しました。」と書かれた札がかかっていました。うそでしょ?まだ11時なのにもう売り切れちゃった?今は閉店しているけど、午後からなら買えるかな?などと考えながら、もうひとつの目的地へ向かいました。

1時少し前に、もう一度行ってみました。今度は、「営業中」という札がかかっていました。あぁ、諦めないで良かったと思いました。

店は年中無休ですが、開店時間は午後1時だそうです。日曜日は朝から開店しているそうです。買ってみたいと思っている方はご注意を!

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店に入った瞬間に目に入ったのがこの光景です。おからがたくさんあります。豆腐を購入後、「おからもあるんですね。」と言うと、「あげますよ。」という答え。厚かましくいただいてきちゃいました。おからで卯の花炒りをつくる時には、豆腐を加えるとおいしくなります。

「卯の花炒りをつくるのに、このおいしい豆腐を使わなければならない。でも、豆腐だけで食べたい!」。心の中で葛藤しました。やっぱり豆腐を使おう!半丁はそのまま食べて、半丁は卯の花炒りに使うことに決めました。

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その結果出来上がったのが、2種類の卯の花炒り。右側が普通の卯の花炒り。左側は豆腐とおからだけに砂糖と醤油を加えて炒ったものです。これを卯の花炒りと言ってよいかどうかはわかりません。どちらもすごくおいしかったです。おから自体がすごくおいしいからですね。

手間がかかる古いものよりも新しく便利なものが求められる傾向にありますが、手間をかけて生まれてくる良さも大切にしたいですね。

武田豆腐店:北海道上川郡当麻町雨煙別1区 電話:0166-84-3623

当麻町武田豆腐店の豆腐もおいしいですが、東川町平田豆腐店の小揚げも 美味しかったです。

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