謎の緑色の物体がトッピングされたベーグルの意外過ぎる正体は!

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写真に写っているのは、”カボチャベーグル”という名前のベーグルです。北海道の名寄市にある会社で作られています。ベーグルを目にする機会は多く手軽に購入することができます。しかし、このベーグルにトッピングされている濃い緑色のものはかなり珍しいものです。日本では、北海道の和寒町だけでで作られています。



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トッピングされている濃い緑色のものはカボチャの種で、”ストライプペポ”とうカボチャの種です。このカボチャは、”食べる種”を収穫するために作られています。種は食べやすく加工されて売られています。商品名は”ペポナッツ”といいます。

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袋を開けて皿に出してみました。とても軽くてさらさらしています。ここまでにするのに、大変な手間がかかっているようです。

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掌の上に置いてみました。早速食べて見ることにします。食べて見ると、とてもおいしくていくらでも食べることができそうです。皆さんはカボチャの種を食べますか。多くの人は、カボチャの実は食べるけれども種は捨ててしまっているのではないでしょうか。けれども、和寒町では、普通は捨ててしまう種を、あえて収穫して商品にしています。それはなぜなのでしょう。

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これが”ストライプペポ”というカボチャです。ハロウイーンに使われるカボチャの仲間です。”食べる種”を作ることを目的として栽培されているため、現時点では実は食べられていません。

-なぜ食べるカボチャの種をつくろうとしたのでしょうか

最近はナッツ類が体に良いということが言われています。カボチャの種に含まれている”鉄分”や”亜鉛”はアーモンドのおよそ2倍だそうです。また、2倍には及びませんが、たんぱく質も豊富に含まれているそうです。鉄分、亜鉛、たんぱく質などを手軽に摂取できるのは大きな利点です。また、和寒町はもともとカボチャづくりが盛んな町でしたから、この町で”ストライプペポ”を作るというのは自然な流れだったかもしれません。

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ペポナッツをつかった商品には、アイスクリームや、木工用ワックスなどがあります。もちろんペポナッツベーグルもそのひとつです。

このペポナッツベーグルの大きさや味を確認してみましょう。

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手に持ってみると大きさがわかります。こんな感じです。小腹がすいたときに食べるにはちょうど良い大きさです。トッピングされたペポナッツがとてもかわいいです。手に持ってみると心地よい弾力を感じます。生地にはカボチャの粉末とペポナッツペーストを使っています。ベーグルの黄色や緑色はこれらの色です。味の方はどうでしょうか。

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ベーグルを手でちぎってみました。きめが細かいです。中身が詰まっている感じです。甘すぎず、トッピングされているペポナッツの食感も心地よいです。

国内でペポナッツを作っているのは和寒町だけです。和寒町に限らず、地域の特産品が増えるのは嬉しいことです。色々な地域の特産品を調べて見ると面白いかもしれません。

北海道和寒町のペポナッツもおいしいですが、北海道鹿追町の切り干し大根 もおいしいです。それぞれの地域で頑張っているのですね。

(秒刊サンデー:わらびもち

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