さて選挙前に様々な政党が「公約」を発表する中、希望の党がとんでもない公約を発表し話題を呼んでおります。なんと「ベーシックインカム」を導入するというのです。ベーシックインカムとは生活に必要な最低限の金額を国民に支給するという制度です。以前から実現性に向けて様々な議論がされてきましたが、実際に政党が公約として掲げるの初めてです。
ーベーシックインカムとは
ベーシックインカムとは政府が国民に対し最低限の生活を送るのに必要な額を支給するというものです。年金とは違い、すべての国民に一定額が支給されるわけで、これが仮に10万円だとすれば、10万円分とりあえず収益は確実に見込めるわけです。夢のような制度ではありますが、これを行うにあたり具体的には以下のような問題が指摘されております。
・財源の確保が出来ないのではないか
・働かなくなる人が出るのではないか
そんな中、希望の党が「ベーシックインカム」を公約に掲げているということは当然、上記問題は解決した上で、掲げるというのが筋ではありますが、ただの「話題作り」なのか現実的な理由があるのかは興味深い話です。
この公約はもはや「総選挙」云々の次元ではなく、日本を覆しかねないとんでもない公約です。
希望、消費増税「反対」…「30年に原発ゼロ」
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171004-OYT1T50055.html
ー支給金額は7万円が実現的?
支給額は7万円が実現的との意見もあります。
医療費全員3割負担 16兆円生活保護費カット 4兆円相続税1.5倍 3兆円 1兆円増厚生年金と国民年金の支給額をベーシックインカムと同額にする 20.1兆円(↑BI月額8万円の場合は15.2兆円に減るため注意)固定資産税5.6% 25.5兆円解雇規制を無くすことで法人税10.8兆円(2015年度)から倍に 10.8兆円増たばこを1320円にすることで 6.45兆円 4.3兆円増パチンコ税35% 6.3兆円現在の予算 88兆円その他の財源候補
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0%E6%A1%88
ー公務員削減にもつながる?
ベーシックインカムについて、古くから推奨をしている「堀江貴文」氏は公務員削減につながると期待をしているようです。
また働かなくてもいいと言うことはなく、裕福に暮らしたい人・仕事をしたいと思う人(ワーカホリック)のような人がより働くのではないかと推測しているようです。
働かなくてもいいんじゃないか。
https://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10308808731.html
ー西村博之氏も期待
もちろん否定的な意見も。
なにせ、何処もこの制度で成功しているという事例がないため、未知なる政策になりそうです。
はたしてこれがもし実現すれば、世の中は一体どんな状況になっているのでしょうか。
(秒刊サンデー:たまちゃん)