人口減少に悩む「浜松市」。街の空洞化やメジャーな施設の撤退によりますます衰退していく恐れもあるなか、とんでもない黒船が浜松にやってきました。そう「コストコ」です。しかも静岡県初となるコストコの進出により、多くの集客効果が期待され、浜松市に人が訪れることによりついでに購入するという相乗効果も期待されます。
ー懸念していたコストコ路上混雑は発生しておりませんでした
さてこちらが、９月１日にオープンしました「コストコ浜松倉庫店」。もともとイトーヨーカードーが入っていた敷地ということもあり、広さは十分。また東名高速道路からのアクセスも約１０分という好立地にあり期待されておりました。反面「路上の混雑が発生するのではないか」という懸念もありました。
が、蓋を開けたらとんでもないことに！
混雑は発生していない！それどころか、本当に営業しているのか？という状況です
しかし敷地内の駐車場は・・・
結構満車です。コストコ店舗の屋上にも駐車場があります。
ただ、あえて別にそこに止める必要はなく同じ敷地内にある「赤ちゃん本舗」などに駐車するという利用者も居るようです。
なるほど、浜松市民は「車文化」。どうやら大量の駐車場の整備をすることでコストコ混雑を回避した、と考えられます。
ー並ばずに入れる
コストコの路上混雑は発生していないけど、さすがに入店は規制されているでしょう、こんなに満車なんだから・・・と思うでしょうけど・・・店内も案外空いておりました。
ちなみに入店するには「会員」にならないといけないので会員カードを事前に作ります。とはいえ、カードを使って改札を通る・・・という方式ではなく店員が目視しているだけのようで、かなりザルな感覚です。
ちなみにガソリンは、１１４円！安い！この日の通常であれば１２８円ぐらいです。
屋上に車を停めた方は、歩く歩道で降りてきます。子供たちはこれでテンションあがりそうですね。
店内の様子、入り口に電化製品と・・・
なぜか「ピザ釜」（２３８万円）が置いてあります。
基本的にコストコは日本のスーパーマーケットのように、エリアごとに「電化製品」「衣類」「食品」と分けてあるわけではなく、唐突に「文房具コーナー」の横に何故か「お菓子コーナー」その横に「パンパース」というドン・キホーテよりも謎な配置になっているようです。
もはや、ショッピングをしているというよりも、イベントホール内のブースを歩いているという感覚です。
ということで今回は平日に「コストコ」に来てみましたが、週末には多くの観光客でも賑わうはずです。NHKの大河ドラマ「直虎」の話題にもあやかり、ここでなんとか外部から人を巻き込みたいところですが、話題性も一過性のものにならないか心配なところでもあります。
コストコがピエリ守山化しなければいいですが。
ちなみにこの日買ったのは・・・
クォーターパウンダーホットドッグ。
めちゃくちゃ巨大なソーセージとパン、そしてケチャップ・マスタード・オニオンはかけ放題更に！ドリンクは飲み放題！これでなんと １８０円。
つまりこの日の出費は１８０円です。
ピザ窯でホットドッグは何個買えるでしょうか。
※ツイートは他店のものと指摘があったので削除しました。
（秒刊サンデー：ユカワ）