【お手柄!】アメリカの山でドローンが遭難者を発見!

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ドローンと聞くと、最近では不法侵入などお騒がせなイメージがあるが、本来、人間が行けないような場所にも身軽に行けるとあって、様々な可能性を持った優れものである。実際に危険な場所や高い場所、遠い場所に行き、カメラでその場所を確認することができるため、山岳遭難者等の捜索にドローンを使用し、捜索のための人員や費用を節約できるというメリットもある。そしてアメリカに実際にドローンで発見された遭難者がいた!

キャプチャ
ーレスキューチームがドローンを本格導入!

アメリカのコロラド州ダグラス郡にあるレスキューチームはこのドローンを使用した山岳遭難者の捜索プロジェクトをこの春に立ち上げ、パイロット達と実地訓練を積み、実際にドローンがいかに有益であるかすでに証明している。

さて、ハイキングを楽しんでいた犬を連れた2人の男。数時間後、彼らはすっかり道に迷ってしまったことに気が付いた。アメリカのハイキングトレイルは柵や歩道などがなく、自然そのままを楽しむことができるが、サインも不親切なことが多く、よく周りを見ていないと迷ってしまうことがある。

また、山の中は携帯電話の電波も悪い場所が多いが、彼らは運よくなんとか警察に電話をかけることだけはできた。

ダグラス郡ボランティアのレスキューチームがレスキュー依頼を受けたのが午後4時15分。午後6時過ぎにはドローンのチームが2人と1匹を発見し、その映像を頼りに彼らを救出することに成功した。

「一晩中やみくもに捜索するのと比べると、ドローンを使って4時間で探すことができたんです」

レスキューチームの指揮官であるブルースがそう言った。ブルースは1966年からレスキューチームに携わっているが、時代は変わったと話す。

「50年前はみんなで一列になって少しずつ、コツコツと広い場所を探していくことしかできなかったのが、今では科学の力を使って探す場所を特定することができるようになりました。そのうえ、今はいろいろなやり方で探すことができるようになったんです。捜索犬やドローン、ヘリコプターなど。少ない人数で迅速に探せるようにと日々努力しているんです」

「例えばヘリを使うとすれば、かなり高額になります。おそらく1時間1000ドル(約11万)から2000ドル(約22万)はかかるでしょう。私たちは全員ボランティアです。予算があまりないんです」

ダグラス郡のレスキューチームはボランティアで構成され、寄付で費用を賄っている。救出にかかる費用は無料というから驚きだ。そのため、ドローンは費用の面でも多いに貢献している。そしてなにより、ドローンを導入したことで救われる命が増えることが素晴らしいとしかいいようがない。

―海外の反応

・ いやぁ、これは素晴らしい!
・ この前デンバーの湖に行ったけど、レンジャー達がドローンを使ってライフジャケットを着ているかどうかチェックしてた!ドローンって使えるよね!
・ うちの町のレスキューチームもドローンを使ってるよ!
・ 実際ドローンはこういうことに使えてすごく便利。
・ ドローンはこういう事に使えるとはよく聞くけど、実は本当に役に立ってることを今回初めて知った!
・ ヘリより安いし、いいね。
・ レスキューがボランティアってこともすごい。消防士みたいにお金もらってると思ってた。
・ ボランティアってカッコよすぎだろ。
・ まあ、寄付金をもらってるかもしれないけれど、それでもレスキューのために時間を費やしてるんだから尊敬。
・ 僕は昔ボランティアでレスキューチームにいたよ。正直数回しか呼ばれたことはないけれどそれでもすごく良い経験をした。
・ 水を差したくないけれど、かろうじて警察に電話できたってことが助かった要因だと思う。そうじゃなければ、なかなか見つからないだろうし、もっと広い森がアメリカには沢山あるから、ドローンでも難しいかも。
・ たしかに、電話できるならグーグルマップで位置を確認しろ。
・ 犬がいたなら家に帰れたんじゃないか?
・ もっと遠くまで行けるドローンがあれば、もっと役に立つ!

掲載元
https://www.reddit.com/r/UpliftingNews/comments/6i7mt4/drone_finds_lost_hikers_and_dog_in_colorado/(秒刊サンデー:南ロココ)

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