映画のスパイダーマンは糸を垂らしてビルからビルへ飛び移りますが、リアルスパイダーマンは特殊能力もないので、そうはいきません。『フランスのスパイダーマン』と呼ばれる彼が登っているのは超がつくほどの高層ビル。そんな彼の挑戦に観衆と警察は驚きと不安を隠せないよう。しかし登っている本人の目線に写る驚愕の光景に、頭のネジがぶっ飛んでるとしか言いようがありません。
この画像に映る男の姿は映画の撮影でも、これからバンジージャンプをする前でもありません。この男はなんと安全な命綱と特殊な器具を一切使わずに、素手でこの高層ビルを登り終えた後のガッツポーズなのです。
この写真の超人は、アランロバートさん。フランスのスパイダーマンとも呼ばれる有名な方で、こうした挑戦は今回に始まったことではありません。そんなリアルスパイダーマンの今回の標的がこちらのビル。
スペインにあるメリアバルセロナスカイホテルです。このビルは都市内で４番目に高いビルで、その高さなんと１２０メートル。
画像のように下から上までを写しきれないほどの、超高層ビルです。そんな高層ビルを命綱もなく、素手のみで登る時点で驚愕なのですが、彼の挑戦中の映像にさらなる驚きがあります。
おもむろに腰のバックからボトルを取り出すと、いきなりドリンクを飲み始めたではないですか！高層ビルを登頂中に片手を離している上に、下を見るなんて高所恐怖症の私には理解ができません。
そもそもこの挑戦自体、無謀でしかないように思いますが、実際に登頂しているので、人間にできないことなんてないのだと感じさせてくれるチャレンジですね。
しかしながら、この挑戦では途中で諦めることもできないでしょうから、本当に生きるためには登り切るしかないですね。そんなスリルが彼の魂に火をつけているのかもしれません。
掲載元
http://www.mirror.co.uk/news/weird-news/daredevil-dubbed-french-spider-man-10613164
（秒刊ライター：はるあき）
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