写真と言うものは、色々とその絵で我々に語りかけるわけですが、しばしばその見栄えというものが、人によって違って見える。人はあらゆる過去の情報から、最も適切なパターンを推測しそれを認識する。例えばこちらの写真は見た目としては昔の火山の噴火の様子を表している・・・と思うのかもしれませんが違うようです。
どこかの火山噴火だろう・・・そう思う方も多いハズ。実はこれ長崎の様子。長崎?火山あったっけ?そうですつまり、火山ではないのです。では何かというと、そう、これ実は原子爆弾投下後の写真のようです。なんと投下後たった20分の様子です。撮影者は「松田 弘道」さん。投下した瞬間の貴重な写真のようです。
周囲では人がその様子を不思議そうに眺めているのがわかります。恐らく轟音が鳴り響いているはずですが、彼らは何が起きたのかはわからないはず。恐らく大きな爆発があったというぐらいしか。
高解像度版はこちらにあります。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0c/Atomic_cloud_over_Nagasaki_from_Koyagi-jima.jpeg
画像:Wikipedia
掲載元
(秒刊サンデー:たまちゃん)