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【悲報】アメリカ人に「活造り」ご馳走した結果!→ゲテモノ扱いされた件。

日本人が活き作りのお刺身を提供されると、新鮮な高級料理が食べられると小躍りしてしまうほど嬉しいですよね。しかし文化が違えばこれもゲテモノ料理となってしまうようです。アメリカ人に日本の新鮮なお刺身を食べてほしくて、日本人でもなかなか食べることができない呼子のイカを食べに連れて行ったところ、全くありがたがられませんでした。

佐賀県呼子の名産で、新鮮な踊る活きイカが「呼子のイカ」です。
九州地方でしか食べられないので九州へ旅行へ行った際は是非とも食べておきたいグルメの一つです。
アメリカ人の友人が「日本っぽい食事をしたい。」という事なので、福岡県で呼子のイカが食べられる居酒屋へ行くことにしました。
日本っぽい食事で何を選んだかは友人には内緒です。


 

まずは、お刺身に合う地酒をチョイス。
純米超辛口の夢胡蝶です。
「サケ」は気にいってくれたようで、友人の口にスイスイ流し込まれていきます。


 

さて、メインの呼子のイカが登場です! 
本州で食べるイカの刺身は白いですが、この呼子のイカは透明です。


 

そして新鮮さゆえまだ動いています。
これぞイカの活き作りですね!
運ばれてきた瞬間、友人は早口で何かまくしたて、聞き取れない英語を言いながら席を立ってカウンター席へ一人で移動してしまいました。


 

吸盤もまだ吸い付くほど新鮮だし、ここでしか食べられない高級品だから九州にいる間に食べないと損なのにね。
と思いながら、日本人だけで美味しく頂きました。
コリコリで歯ごたえがあり、味わったことのないイカそのものの味を堪能です。


 

刺身を食べ終わったら、えんぺらとげその部分は天ぷらにしてくれました。
イカの形体がなくなったおかげか、この天ぷらが運ばれてきたときには友人はテーブル席へ戻ってきて一緒に美味しく頂きました。
 
アメリカ人の友人に喜んでもらおうと、和食の醍醐味である活き作りを食べに行ったら、喜ばれるどころか怒られてしまいました。
国が違うと食文化も違うので、一緒に食事に行く際は気を付けたほうがよさそうですね。

酔灯屋 天神店:呼子活きいか姿造り(2,400円~)

(秒刊ライター:マギー)