飲食店にとってミシュランから星を獲得するのは一種のステータスとなります。高級レストランばかり星を獲得しているイメージですが、そんなことはありません。今回シンガポールの屋台が星を獲得したそうです。
シンガポールで屋台を営む男性がミシュランの星を獲得する快挙を達成したと話題になっています。
マレーシアで生まれたチャン・ホン・メイさんはたれに付け込んだチキンとご飯、もしくは麺を提供する屋台のシェフです。ある日、彼の元にミシュランの授賞式に招待する電話がかかってきました。さらに彼を驚かせたのは、ミシュランの1つ星を獲得したという事実です。
チャンさんはこのように述べています。
「電話がかかってきた時は何かの冗談だと思いました。まさかミシュランが私の店に訪れるなんて夢にも思いませんでした。」
「ミシュランの調査員が屋台を訪れるなんて聞いたことがありませんでした。そしたら担当者はこう言ったのです。”私たちは料理で評価をするのです。場所で評価しているのじゃありません”と。」
チャンさんは現在51歳で、一日何と17時間も働いているそうです。チャンさんは続けてこのように述べています。
「屋台の料理が評価されて光栄です。次の世代に希望を与えることができたのではないかと思います。」
チャンさんのお店の料理の気になる値段はなんと約200円ほどだそうです。世界一安いミシュラン星獲得の店誕生ですね。
参考元
http://www.mirror.co.uk/news/world-news/street-food-chef-speaks-amazement-8561995
(秒刊ライター:Shun)