【効果抜群】ライオンから牛の命を守るため、牛のお尻に目を描いてみたら大成功だった件

草食動物と肉食動物。野生の世界は弱肉強食、常に命をかけた戦いの世界です。草食動物である牛は、肉食動物であり動物の王様と言われているライオンを前に、その牙から逃げることは可能なのでしょうか。
農家では家畜の牛が野生のライオンに襲撃され殺されてしまうことに頭を抱えていました。そんなとき、ある生物学者が、とってもチャーミングなある方法を発見したのです!


方法は、お尻に目を描くこと!
ライオンは「奇襲をかける」ことを好む動物。その習性を逆に利用して、お尻に目を描くことで後ろからの奇襲を不可能と判断させ、あきらめさせるのです。

この方法は発案者Neil Jordanによって、「iCow」と命名されました。彼はオーストラリアNew South Wales大学の教授です。
この方法はしかし、思うより素敵なものではありません。ちょうちょの羽のように見える羽は、蝶が鳥を威嚇するために羽にもっているフクロウの目の形の模様からとられています。
Jordan氏によると、インディアンの森の木こりたちも、猛獣がいる危険のある地区では、 同じような模様を後頭部に描いたマスクを着用するのだとか。

Jordan氏がこの方法を思いついたのは、彼がBotswanaという村にいたときのことでした。家畜である牛を守るために、そこでは二匹のライオンが殺されていました。
このアフリカライオンは非常に脆い種であり、1990年代には10万頭いたところからこんにちでは約4万頭にまで減ってしまっていました。
農業の都合によるこのような無益な殺傷をどのように避けられるのか、と考えたところ思いついたのがこのiCowでした。

Jordan氏は研究を重ねました。地域の農家に協力を頼み、10週間に渡りどのような効果が表れるかを試します。
牛のお尻に目を描き、一夜を越します。そして、何頭が生き残ったのかを確認するのです。
効果は抜群。62頭の牛のうち、なんと殺されたのはたった3匹でした。その3匹は、目を描いていなかった3匹なのです。目が描かれた牛は全て生き残っていました。
この研究をさらに深めるため、今も基金を募っています。

しかし、突如牛のお尻に目が表れたら、ライオンもさぞかしびっくりしたことでしょうね。びっくりしすぎて心臓発作で死んでしまわなければよいですが。

掲載元
http://gizmodo.com/drawing-eyes-on-cow-butts-may-ward-off-hungry-lions-1783744270

(秒刊ライター:はる)

8 COMMENTS

秒刊名無しさんでー

ライオンが餌にありつけないって事は静かに減ってくのかもな

秒刊名無しさんでー

描いてなかった3頭だけ殺されたなんて、
耳なし芳一みたいだな

秒刊名無しさんでー

なんで募金募るんだよ?牛のケツにマッキーで下手くそな目玉描くだけじゃん。すぐタカる乞食根性やめろや

秒刊名無しさんでー

もしかして熊避けにもつかえるんじゃね?
ばーさんの背中にでっかい目を書くんだ!!

秒刊名無しさんでー

宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
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