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身分制度という物はいったい誰が考えたのか。考えたというよりも必然的にそのようなものになっていったのかもしれませんが、少なくとも現代の世の中には「会社」という社会の身分制度があり、社長の下に多くの部下が付くという仕組みは300年後には士農工商のような「身分制度」として紹介されるのかもしれませんね。でもその士農工商なかったみたいです。
さて我々昭和世代の教科書では江戸時代に「士農工商」という身分制度があったと教えられておりました。これは「武士→農民→工業・商業」という階級ということで、インドのカースト制度のようなきっちりとした階級があったという認識。しかしこれは間違いで、現在は身分制度というよりもそのような職業が主流だったという意味と教えているようです。
つまりそれらに上下、支配関係はなく、上だからと言って武士がいきなり農民を切り落とすなどということもない。
参考:これまでよく使われていた「士農工商」や「四民平等」といった記述がなくなったことについて,理由を教えてください。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/e-mail/qanda/q-es-shakai.htm#q6
Wikipediaでも「士農工商」葉ない、との記載もありますが、どうやらこの考え方はもはや一般的のようですね。
士農工商が江戸時代の閉鎖的な身分制度の名称だと思っていた昭和~平成初期生まれのみんなーーーーー!!!今はもう教科書に士農工商は載ってないから気をつけてねーーーーー!!!! pic.twitter.com/aEl5tV3g7m
— もか (@mocarain) 2016年5月1日
歴史は次々と常識が変わっていきますが、もはや昭和世代が覚えてきた常識のほとんどが変わってしまうなんてこともあり得るのかもしれませんね。
(秒刊ライター:たまちゃん)
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