【泣ける】プラスサイズモデルのキムさんが韓国で多くのぽっちゃり女性を勇気づけていると話題に!

 

韓国では太っているという理由でモデル活動ができなかったぽっちゃり系モデル、キムさん。彼女は韓国で初めてのプラスサイズモデルとなり、プラスサイズ専用のファッション雑誌も自身で刊行するほどの躍進を遂げた!

―プラスサイズ専用ファッションモデルとは?

「プラスサイズ」という言葉を知っているだろうか?これは、大き目サイズ、つまり、ぽっちゃりさん用のサイズのこと。

日本ではとにかく痩せたい!という女性が多く、痩せていること=美しいと思われているかもしれない。一般的に「モデル」というと、長身で痩せている女性をイメージするかもしれないが、アメリカでは大柄な女性が多く、またぽっちゃりとした体型を好む男性もいるため、プラスサイズ専用のブランドやショップなども数多く存在する。当然プラスサイズモデルも多い。

プラスサイズモデルのKim Gee-yangさん(以下キムさん)もその一人。韓国人のキムさんは、アメリカではちょっとぽっちゃりという程度だが、韓国では「太った女性」という扱い。29歳、165センチ、約70キロ。韓国では自分に合う洋服を探すのが大変だっと話すキムさん。

「韓国では私はかなり浮いてたわ」キムさんが笑いながら話す。「韓国ではプラスサイズの女の子はあんまり外に出たがらないの。ショッピングモールにも行かないし、他の公共の場所にもあまり行かないの」キムさんは違う。彼女は韓国で初めてのプラスサイズのモデルとなったのだ。

キムさんが躍進するきっかけとなったのは、2010年にアメリカロサンゼルスで行われた"Full Figure Fashion Week"と呼ばれるファッションショー。黒いコルセットにレザーのスカート、ムチを手にカッコよくショーのランウェイを歩いた。

多くの国と文化の中で、「完璧な体型」とは痩せていることを指す。特に美容整形等で容姿に気をつかう韓国ではなおさらだ。韓国では常に自分がいかに大きい体かを思い知らされてきたのにも関わらず、アメリカではなんと、プラスサイズモデルとしては痩せすぎていると言われたキムさんだった。

「お母さんはいつも私に"あなたは太り過ぎている、もっと痩せなさい"って言うし、友達にも会うたびに"太り過ぎよ、痩せたら"と言われ続けてきたのよ」モデルを始めた当時は非協力的だった両親だったが、今では彼女の功績を誇りに思い、サポートしてくれているという。

ロサンゼルスだけでなく、マイアミ等のショーにも出演した彼女。ベネトンとアメリカンアパレルのフォトコンテストでもファイナリストに残るほどの実力。しかし、彼女を雇ってくれる韓国のファッションショーや雑誌は一つもなかった。

そして彼女が思いついたこと―プラスサイズモデルを起用した雑誌を自分で作ろう!

雑誌の名前は「66100」。これは「66」と「100」が韓国で発売されている洋服の中で女性と男性の一番大きなサイズを表していることに由来している。キムさん自身はサイズ88。(日本の約11号)

雑誌の最新号ではキムさんが美味しそうに揚がった豚の足をマニュキアが輝く指でつかみ取っている写真が掲載されている。その記事には"Innocent Pleasure"(英語では「悪いとわかっているけれどやめられない秘密の楽しみ」のことを"guilty pleasure"と呼ぶことから)というタイトルが付けられ、「食べたい物を食べて悪い気になんてなる必要ないのよ」というキムさんのメッセージが掲載されている。

「66100」は外見を恥じることなんてない、と多くの人を元気づけている。雑誌のモットーは "No Matter What, You Are Beautiful."(どんな貴方でも、貴方は美しい)

このメッセージは23歳の Lee Hyun-gyeong(以下リーさん)にモデルを始める大きなきっかけを与えた。「私の人生を変えてくれた」2014年の66100主催のコンテストで優勝し、雑誌のオンラインストアのモデルとなったリーさんは話す。彼女の韓国でのサイズは「99」。「写真に撮られるのが怖かったんです。他の人と比べて私は大きいし、写真の中の私はいつも悲しそうで、自分はブスだって思ってたんです。でも、今は友達や家族から、私が前よりずっと幸せそうだし、今までこんな幸せそうな私を見たことがないって言われるようになったんです!」

キムさんの雑誌は多くの支持者により支えられているが、その反面、オンラインストアのコメント欄に彼女の容姿について酷いコメントを書いたり、嫌がらせコメントを書き込む心無い人がまだまだ多くいるという。韓国で多くのプラスサイズの人達に自信を与えるかもしれないと考えている彼女にとって、とても悲しい事だという。

しかし、彼女はこれらのくだらないコメントに負けない方法を見つけたという。「こういうコメントを雑誌に載せることにしたんです」彼女はこれらの言葉を逆手にとり、彼らが二度と彼女やその他のプラスサイズの人間を傷つけないように、さらに雑誌を盛り上げようとしている。

不健康に太っているのはもちろんよくないが、ぽっちゃりさんがお洒落を楽しむことができるきっかけを与えている彼女は新しい美のカリスマになるかもしれない。


―海外の反応

・ 私は韓国系アメリカ人だけれど、まさにその通り!45キロくらいだけど、どちらかというと筋肉質。ママはこの体型を嫌っている。

・ わかる!友達は腕や足に筋肉がありすぎっていつも心配してくる。

・ うーん、彼女は太っているように見えるけどね。

・ 11号って全然太ってないと思うけど!俺の彼女も11号だけど、お尻が大きいだけだよ。

・ 洋服のサイズってあてにならないよね。友達は68キロで162センチだけど、サイズ5号だよ。

・ 韓国人の友達いたけど、小さくて痩せてたな。それでも彼女はいつも自分のことを「太ってる」って言った。ってことは周りの俺達はみんな肥満ってことになるな。

・ 彼女は凄く素敵に見えるけどね。

・ なんか、物凄く失礼な話だなぁ。

・ 太っているということは、別に悪口じゃなくて、事実だよ。

・ 韓国にも太っている人は沢山いるよ、ただ、アメリカ人より太ってないというだけ。

・ プラスサイズのモデルとしては完璧だと思うけどね。

・ 66と100が最大のサイズっていうのは違うと思う。88と110じゃないかな?僕の彼女は77で僕は105だけど、洋服はあるよ。確かにブランドによっては66以上のサイズがないっていうケースはあるけど、その事かな?

・ 11号でプラスサイズなの?信じられない!

掲載元

https://www.reddit.com/r/TwoXChromosomes/comments/3yuqig/in_the_us_im_too_skinny_to_be_a_plus_size_model/

(ライター:南ロココ)

 

3 COMMENTS

秒刊名無しさんでー

これ日本のマシュマロ女子の真似かな

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