オリンピックに向けてこれから5年間で4万人のエンジニアが必要なのだという。これはサイバーテロ等に備える必要だが、どうやらそれに伴い「ボランティアスタッフ」が必要なのだと『日本IT団体連盟』が発言しているという。ボランティアということは当然無償ということになるが、何故無償でITエンジニアを募集するのかとネットで炎上している。
「ボランティア」じゃなく「無給」と言え。「ボランティア」は自らの意志で報酬を受け取らない事を選択した尊い働き手の事を言うんであって、「金を払いたくない雇い主」がつける呼び名じゃない。
— ちゅん(真野ニコ) (@2co_chun) 2015, 10月 16
―五輪のエンジニア5万人無償でほしい。
現在のエンジニアは仕事が忙しい。しかし五輪に対するエンジニアが人手不足でそれに対するエンジニアが必要になるのだという。数で言うと4万人。その4万人の人件費を浮かそうという目論見だ。浮かすというよりも、お金を払えるほどの能力を持った人材がいないので育てるということなのかもしれませんが、どうやらそれが「タダ働きじゃないか」とネットでクレームが付けられているようです。
5年間で4万人のエンジニアが必要--IT分野の新業界団体
http://japan.zdnet.com/article/35071750/
それに対し、日本IT団体連盟がさらなる発言。
日本IT団体連盟いわく
ボランティアで働いて国のサイバーディフェンスのために恩返しをする、もしくは企業が給与を支払いながら、一定期間ボランティアを働く、その先の時代に向けた人材育成。
というある意味社員研修のような場の提供をする意味合いのようだ。
危機迫る五輪に対し社員研修のようなボランティアで働いて国を守ることができるのだろうか。素人考えながら心配はある。
ネットでは多くの批判が寄せられている。
「五輪にはボランティアで働けるエンジニアが必要」発言の真意を聞く
http://japan.zdnet.com/article/35071996/
―ネットの反応
・ ボランティアのやつこれで結局集まらなかったらどうするんだろ
・ ボランティアスタッフってすげぇな…
・ 何を言ってるかさっぱりわからなかった
・ 無償ボランティアでなんとかするんです
・ こういう乞食根性を実名顔出しで言う時代になっちゃったのねえ…
・ ボランティアにも責任は伴うの。これは、本当の話よ
・ ボランティアと言う名の工作員・・・
・ ボランティアなのに金を貰おうとする矛盾
・ 世話できないから誰か代わりにボランティアでやって
・ 結局給料支払われてないパターンね(
・ 心の叫びが誰のか知らんけど、4万人のボランティア???え、ボランティア??
・ サイバー攻撃より4万人のエンジニアのボランティアの方がリスク高すぎだろ
・ ボランティアとは言ったが無償とは言ってない
・ 有償のボランティアってなんだ…
・ いや、おかしいだろ…
(秒刊ライター:Take)
叩かれて当然です。奴らあの仕事がどれだけ辛いか理解しとらんのです。
セキュリティまで手を出せる人材がそもそも数えるほどしかいない。狭い業界だし甘く見ないほうがいい。人材が枯渇して久しい
無償が嫌ならやらなきゃいいだけ。
従って叩くとか筋違い。ほっとけ。
いや、たたいた方がいい。
同じ様な考え方の客が山ほど居る。
非常識だということを、見える形で示した方がいい。
流石はIT後進国
マジで東京オリンピックってやんの?
もう返上したほうが、恥かかずに済むよ。
オリンピックは元々数多くのボランティアが参加するもの。どこの国開催でも同じ。1つの競技のスタッフの大半が無償スタッフなんか当たり前。