今朝、富士山の大沢崩れで煙が上がっているとの報告がツイッターで話題となりました。一時は「噴火するのではないか」「山体が崩壊しているのではないか」と心配されましたが、結局崩れていたわけではなく「強風によるもの」という結果が出ましてとりあえず安心ということです。とはいえ今後も富士山には警戒しなければなりません。なにせ、富士山は活火山なのですから。
朝霧高原まで来ましたが相変わらずの煙。大規模な崩落でしょうか? pic.twitter.com/7VKW9qDCcL
— 栗田ゆが (Yuga Kurita) (@kritayuga) 2015, 9月 30
今朝確認された煙。大規模な崩落が起きているのではないかという心配のツイートが寄せられており、一時は騒然となった。がしかし、国土交通相の見解では煙は「強風による土煙」と断定しており、噴火の前兆となるような山体崩壊ではないことを明らかにしております。また噴煙でもないので、とりあえずは安心して良さそうだ。
ここのところ富士山周辺では地震や箱根の噴火なども気になるところです。着実に「大噴火」に近づいているような気配が漂い、それだけに周辺住人は警戒を強めているわけです。
今後もしばらくは注意が必要なのかもしれませんね。
―国土交通相の見解
30日9時頃から発生していた、富士山大沢崩れの砂煙について監視カメラ等で原因を確認したところ、強風によるものとわかりました。
http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/
(秒刊ライター:Take)
6年前に富士山の「お中道めぐり」をしたことがあります。五合目の1つ前のバス停車場で下車して、「お中道めぐり」看板があり、道なりに歩いて約1時間後に「大沢」の標識があり、そこで道は絶たれていました。たしか国土交通省の関連建物(プレハブ小屋)があり、その脇を通過すると「大沢崩れ」があり、ほぼ頂上付近から崩れ沢が下にくずれ落ち、落石が頻繁に落ちていました。その周辺では噴気や硫黄臭はなく、落石による砂塵が舞い上げていました。「大沢崩れ」を近くで見て、自然の驚異を知りたい方にはおすすめコースです。