ついにこの日が来てしまいました。かつてFlash全盛期と言われていた2000年代にこんな残念な日がくるとは誰も思っていなかったでしょう。現在次々とサービスやブラウザなどがFlashを廃止している動きの中、あの世界で最も使われているブラウザ「GoogleChrome」がFlashを9月1日からデフォルトで動作しなくなったのです。つまりあえて設定しなければFlashは見れません。
Flashはページのいたるところで使われており、たとえばYAHOOの一番目立つ広告バナーはFlashがつかわれておりました。が、今回のChrome 45をアップデートすると写真のように再生マークが付くようになり自動的に再生しなくなります。ワンクッション置くことでブラウザの安定性を図りたいという目論見ではありますが、これはFlash終了の序章に過ぎず、今後Flashそのものが動作しなくなると考えられる。
―Flashそのものは動作するようです
ではFlashがもう見れないのか?と思う方もいるのかもしれませんが、Flashそのものは動作するようです。どうやら、今回はFlash広告に対して、自動的に再生させないという措置となっておりますが、今後Flashコンテンツそのものが見られなくなる可能性があります。
すでにiOSやAndroidではFlashそのものが見られないことを踏まえると時間の問題かもしれませんね。
Flash職人は今後職を失うのかもしれませんが、そもそもすでに別の船に乗り換えているのかもしれません。
ああ、光はいつか消えてしまうのですね。
※設定でプラグインコンテンツをすべて実行するを選べば今までどおり閲覧可能。
参照
https://plus.google.com/+GoogleAds/posts/2PmwKinJ7nj
(秒刊ライター:ユカワ)