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元ネタはこれ?佐野研二郎氏の原案エンブレムが「ヤン・チヒョルト」氏のものと酷似!一件落着か?

エンブレム問題はいよいよ王手となったのかもしれません。もともと「似ている」ということから変更された東京五輪エンブレムですが、その原案となるエンブレムが公開されました。するとどのロゴに似ていたのかというあら探しが始まり、その元ネタとなるロゴが話題となっております。現在似ているとされているロゴは20世紀モダン・タイポグラフィの巨人ヤン・チヒョルト氏のものである。




こちらが原案となったエンブレムです。当初これが他に似ている(似たようなものが他にもあった)ということで原案を動かし現在のバージョンになったと説明している。

「(原案と)似たようなものがほかにあったようだ。そのため佐野さんの案は、元のイメージを崩さない範囲でパーツを一部動かすなど

引用:朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH8T5VXCH8TPLZU005.html

するとネットでどれが似ているのか、というあら探しが始まり原案エンブレムと似たものが探し始められました。現在「これではないか」とされるものが「ヤン・チヒョルト」氏のものだ。

 

「ヤン・チヒョルト」氏はモダン・タイポグラフィの巨人とされ、優れたデザインだけでなく、数多くの著書も残しているという。サイトに、今回の原案エンブレムと同じ「T」のロゴがあるのがわかる。

イベントの展示会は2013年11月01日 ~ 2013年11月26日に行われていた。

http://www.tokyoartbeat.com/event/2013/C4F7

原案が他と似ていたので、現在のものに変えた。このプロセスがめでたく認められ、盗用ではなく「過程」として現在の形になったという解釈に落とし込みたい狙いだ。

さて一件落着となるか。

その他画像・検証
http://www.tmn.jp/archives/30430

(秒刊ライター:Take)