収容所かよ!フランスの航空関連会社が衝撃的なシートを考案→炎上

 

フランスの航空機器メーカー「ゾディアック・シート・フランス」の発表した新座席レイアウトプランが物議を醸している。通常、飛行機内の座席は全て前方を向いて並列に設置されている。各シート列の間には多大なスペースが発生するため、このレイアウトではどうしても積載性が乏しくなるという問題があった。そこでゾディアック・シート・フランスは、六角形のシートを導入した「ヘキサゴン・キャビン」を考案。これは、前後の客を交互に向かい合わせで座らせることで客室内の余分なスペースを削減するという斬新すぎるアイデアである。

ヘキサゴン・キャビンは、前方を向いて座る二人の客の間に後方を向いて座る客を一人座らせるレイアウトになっている。上から見ると、蜂の巣のハニカム構造を彷彿とさせる見事な六角構造シートになっていることがよく分かる。デッドスペースが無くなるため、理論上客室の収容力はおよそ10%アップするという。

自分の正面に位置する座席の背部にテレビのモニターがセットされており、暇つぶしには事欠かない。隣に座っている客と肘掛を取り合う必要もなくなる。なにより、一便で多くの旅客を運搬できるようになれば、満席で予約を取れなくなるリスクを軽減できる。このレイアウトは、航空業界にとって大きなメリットになると関係者は主張している。

しかし、このレイアウトを見たネットユーザーは一様に不快感を露わにしている。近くの客同士が至近距離でまともに向かい合う形になるため、落ち着いてフライトを楽しめないのではないかという意見が大半を占めている。

なお、ゾディアック・シート・フランスはすでにこのレイアウトの特許を取得しており、将来的にはエコノミークラスに実装される可能性があるという。その場合、航空会社は利用者に選択権を提供するために、ヘキサゴン・キャビンを搭載した旅客機と搭載していない旅客機を用意するとのこと。

はたして利用者はどちらの機種を選択するだろうか。

―海外の反応

・俺たちはハチか?
・完全に客をバカにしてる。こんなもん実装するな。
・フランス人は頭がイカれてやがる。
・少なくともアメリカの航空会社では採用されないだろう。FAAの緊急避難に関する規定に反してるからね。
・ただでさえ飛行機の中は窮屈なのに、これ以上狭くするなよ…。
・声がうるさい奴が隣に座ったら最悪だな。
・ヘッドフォンを着けてれば大丈夫でしょ。
・ちょっと手を伸ばしただけで隣の客に触れるじゃないか。トラブルの原因にならなきゃいいけど。
・俺はなかなか気に入ったぜ。見知らぬ人と向かい合って旅の時間を共有するのも悪くない気がするしな。
・ジェットコースターじゃあるまいし、後方を向いて飛行機に乗るのは勇気がいるぞ。

掲載元
http://www.reddit.com/3cxadm/

(ライター:sha-la-ku)

3 COMMENTS

秒刊名無し

フライトを「楽しむ」必要がなければ、アリですね。
安全性が確保されさえすれば。
通勤電車みたいなもんです。

秒刊名無しさんでー

10分くらいならいいけどそれ以上はアカン

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