「36兆円」かけて重力を生み出す宇宙ステーション構想があるらしい

 

SF映画に度々登場する宇宙ステーションは遠心力で重力を生み出し、地上と全く同じような生活をすることが出来るようなものが存在します。もしそれを製造するとしたら一体どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。とある企業が構想しているこのような宇宙ステーションはなんと36兆円もの費用がかかるのだという。

コチラのキノコ型の宇宙ステーションは1分間に4回転し、重力を生み出しつつ船内には地上と同じような環境があり普通に生活できるのだという。長さはおよそ400メートル。ただしこれを製造するには長い年月が必要で、30年かかるという。当然費用も3000億ドル(36兆円)かかるといいます。民主主義ではない時代であれば可能だったのかもしれませんが、現代では予算と時間の面から考えて不可能。

不可能というよりも30年かかるとすると、もはや出来上がった頃には次の技術が取り入れられている時代となり、例えば今から30年前の宇宙船で宇宙に行かないのと同じく、単なるゴミクズになる恐れもあります。

(でも30年前には月に行っていたのですよね、それはそれで凄い)

更に出来たとしても維持費がかかりそうだが、その辺は太陽光などのソーラーシステムから補う。

もし本当に構築するのであればもう少し小型のものから実験的に進めていくのが良いのかもしれませんね。

参照元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3030087/Could-300-billion-space-mushroom-replace-ISS-Giant-rotating-station-create-artificial-gravity-astronauts.html

(秒刊ライター:たまちゃん)

1 COMMENT

秒刊名無し

民主主義じゃ無い時代っていったい何を言ってるのこの記者は?

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