仕事をしているビジネスマンにとってエネルギー飲料は欠かせないものです。机の上にそっと置いておくだけで「俺がんばっている」オーラをかもし出し、周囲から口で言わなくてもお疲れモードをアピールすることが出来る欠かせないアイテムとなりました。しかしこれを子供が口にしてしまうとちょっと厄介な問題がある可能性があるといいます。
―子供が飲むとヤバイ?
健康情報を発信しているサイト「HealthDay(ヘルスデー)」によると、以下のようにかかれております。
エール大学の研究者が行った調査によると、男の子は女の子より栄養ドリンクを消費する可能性が高いのだという。また、ジャーナル学術小児科の調査によると、エナジードリンクを消費する子は多動不注意(ADHD)のリスクが66パーセント以上となる可能性があるのだという。
これは基本的にエナジードリンクが、糖度が高くカフェインが多く含まれているからではないかと推測しているようだ。
更に厄介なのは、糖度が高いということは肥満のリスクが高まり糖尿病を発生させるリスクも高まる。糖度が高く、カフェインが多い飲料がADHDとどのように繋がるのかはもう少し調査が必要だとは思われるが、気になる発表だ。
今回の結果で子どもはエナジードリンクを飲むべきではないとする米国小児科学会(AAP)の勧告を裏づけるものとなった。
Energy Drinks Tied to Inattention, Hyper Behavior in Middle Schoolers
http://consumer.healthday.com/kids-health-information-23/adolescents-and-teen-health-news-719/energy-drinks-tied-to-low-attention-and-hyper-behavior-in-middle-schoolers-study-696275.html
―この情報はマジなのか?マジなら子供に摂取をやめさせたいんだが。
ヘルスデーの情報がもし正しいとするのであれば、「ゲームやネットは悪だ」等といっている段階ではなく今すぐ規制を設けたほうが良い。
とはいえあくまで調査を行ったのは「アメリカの基準」ということである。日本のエネルギー飲料はカフェイン等の基準値が低い為少なくともカフェインが原因であるとするのであればいくらか軽減されるであろう。
もちろんカフェインそのものが子供に「悪」だとすれば今すぐ辞めるべきではあるが、おそらくその辺は現在の法的には曖昧なので本当に「ヤバイ」という研究発表がされるまで待つしかないのが現状だ。
(秒刊ライター:たまちゃん)