「残業代ゼロ制度」一般社員には全く関係ない制度だ!とネットで物議

 

厚生労働省が、「残業代ゼロ制度」について、年収1075万円以上を対象にする方向で調整しているとの報道がされていることに関してネットで物議をかもしている。残業代ゼロ制度とは、時間に応じてではなく成果に応じて賃金を支払うというもので、大幅な残業代を支払うという「働き過ぎ」を防止するのに役立つとされている。そもそも1075万も収入がある社員は一部で一般社員は全く関係のない話だということだ。


ー残業代ゼロ制度とは

労働時間の長さと関係なく成果で賃金を決めるというもの。
長時間労働を招くおそれがある役職に対し、生産性向上に役立つとされ提案されたもので、規定は1000万以上とされていたもの。

今回その金額が1075万円と明記された。

ー一般平社員が残業代ゼロになるわけではない。

従いまして、一般社員が残業代ゼロとなりいくら働いても還元されないという問題は避ける事ができそうだが、今回の規定により根本的にこの法案が一般社員には関係のないものとなってしまった。

もちろん我々一般社員の願いは、残業代ゼロではなく「残業ゼロ」を法的に定めていただき、いわゆるブラック企業をこの世から撤廃してほしいというのが願いではあるが、全くお門違いの法案となりネットではこの話題に少々、解散ムードが強い。


ーもし金額規定が下げられたらそれこそ地獄

現在は1075万ではあるが、将来的に例えば500万円まで下げられたとするとそれこそ地獄だ。いくら働いても残業代が出ないという悪循環を生む。会社としてはありがたい制度ではあるが、律儀な日本人にとって「残業代が出ないから帰ろう」という冷静な判断は難しいだろう。

ーネットの反応

・ まぁ、絶対に下げられるから、最初に設定された数字はほとんど意味はないだろう。
・ 1000いくら万の五分の一ほどの給料だけど採用されてる気がする
・ どんな歯止めも意味を持たない
・ 管理職は残業代つかないから、成立後年収百万位まで対象拡げれば美味しいよね
・ 非正規雇用にお得感が
・ 年収1000万越すような人って根本的に残業代とかいうのとは関係ないスパンで仕事してるんだが。何の意味もない。
・ さて、この数字がどこまで下がるかな?
・ なんで1075万円なの?年棒制の人には全く関係ない案件だろ
・ 医師は?やっぱり対象に入るんかいね?
・ 逆に年収がこれ以下の人は貰わないといけないってことですね。
・ 下の人たちの仕事が増える気がするのは私だけ?
・ 年収1075万以上の人を対象って全然意味ないんじゃ
・ 残業代ゼロ制度に縁がない人生だった
・ 年収がそこまで行かなくても管理職になったら残業代はつかないけどね。
・ そもそも「残業代ゼロ制度」というタイトルがミスリードではある。

(秒刊ライター:たまちゃん)

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